そもそも東京の人は「浦添」が読めるのか?

これまでウラソエナビ編集部メンバーは、東京での浦添市の認知度をあげるべく、ブラックリリーで本家てだこレディに挑んだりQRコードでウラゾエナビをPRしたりしてきましたが、そもそも東京の人たちは「浦添」「ウラソエ」と正しく読むことができるのでしょうか。今回は初心に返ってそのあたりを調査してみたいと思います。

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「正しく読めない子はめーごーさーするぞ!」(めーごーさー=拳骨、転じておしおきする)

東京のランドマークで調査開始

東京のランドマーク的なところをまわり、「浦添」と書かれたフリップが正しく読めるかどうか調査していきます。

わしたショップ

まずはウォーミングアップがてら、銀座わしたショップさんへ。買い物客の邪魔になってはいけないと開店時間直後にお邪魔したのですが、休日ということもあってかあっという間に店内はたくさんの人でにぎわっており、改めて「沖縄」のブランド力とポテンシャルを実感したのでした。これはきっと「浦添」もいける...いける気がするぞ!
というわけで、トップバッターとして銀座わしたショップの前田店長にご協力いただきました。

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「うらえ、です!」

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「正解!!!!!」
浦添の商品も多数取り扱っているわしたショップさん。当然間違えるわけもなく、さらっと正しく読んでくれました。これは幸先の良いスタートです。ということで気を良くした我々はわしたショップ店頭で店から出て来た方にアンケートを実施することに。

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「えっと。うら...うら...うらてん?」

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...初めて聞いた斬新な読み方ですが、添加物の「添」と言われれば確かにそうですよね。

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それでは次の場所へと移動してみることにしましょう。

東京駅

創建当時の姿をよみがえらせる改修工事が終わったばかりの東京駅丸の内駅舎側にやってきました。ドーム型の天井を備えた赤レンガが美しい駅舎です。ここは地元東京の方というより観光の方が多いようです。

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「え...と...うらえ。かな?」

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残念!!!

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しかしよくある間違いです。気を取り直して、同じ場所でもうひとり聞いてみることにしましょう。

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「うらえ。」

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「・・・・・・。」

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気を取り直して、電車で次の場所へと移動します。

秋葉原

次にやって来たのは電気街とオタクの聖地、アキバこと秋葉原。
せっかくなのでチラシ配りをしているメイドさんにも聞いてみたかったのですが「すみませ〜ん、そういうのNGなんで〜(はーと)」と笑顔で断られてしまいました。というわけで、アキバっぽい若者三人組をキャッチ。

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「コレうらえでしょ!」

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やはり「そ」が濁ってしまいました。残念。

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少し移動して秋葉原内でもう一組聞いてみましょう。

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「え!え!なんて読むかって!?じゃあねー、えっとねー。ウラソか、うらえ!」

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ウラソ......。「秋葉原」が「アキバ」と略される法則と同じなのでしょうか。超ハイテンションな男子軍団に対し、全員三十路を過ぎた編集部メンバーはあいまいな笑みを浮かべるのが精一杯でした。

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「・・・・・・。」

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ちょうどお昼時でお腹がすいたのでサイゼリヤでランチタイムを挟んで、後半戦に挑みたいと思います。

浅草雷門

秋葉原は若者がメインだったので、こんどは幅広い年齢層が訪れる浅草雷門前へ。
外国人男性と日本人女性のカップルに聞いてみます。

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「私ハ外国人ナノデ日本語ガ読メマセンガ...ウーン...ウラエ?」

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間違ってるけど、日本語が読めないというのは嘘だと思います。
仲見世通りに移動し、ご年配の方に聞いてみる事に。

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「そうだねぇ、うらえかな?」

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そろそろ正しく読んでくれる人が出て来てもいいのではないでしょうか。

銀座

最後にハイソな人々が集うであろう銀座にやってきました。すみません、勝手なイメージです。

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銀座といえばアップルストア。うらそえナビでは iPhone用アプリ も出しているので、この近辺に浦添のことを知っている人がいるかもしれません。

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「えーっと、うらえですか?」

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「ああ、うらえだね!沖縄の人にうらえさんっているよねぇ。」

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これにて取材時間切れにつき、調査を終了したいと思います。

「浦添」は「うらそえ」です

というわけで、5箇所10組の方に調査ご協力いただいた結果は以下のとおりとなりました。

うらそえ:1
× うらぞえ:8
× ウラソ:1
× うらてん:1

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東京の皆さん、「浦添」は「うらえ」です!!!!

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どうか...どうか覚えてください...。