港川外国人住宅エリアにある、白い建物にオレンジと黄色をアクセントにした看板が目印のタイ料理カフェ。木のインテリアが和む落ち着いた店内には、テーブル席のほかに、カウンターのみのプライベートな部屋もあり、グループでもおひとりさまでも立ち寄りやすい明るい雰囲気だ。

ランチは1,100～1,150円の10種類。タイ人シェフのもとで修行したオーナーが、ポピュラーなタイラーメンのセットから、タイ北部地方特有の『ラープライス』といった珍しいメニューまで、腕をふるう。一押しの『ガパオライス』は、フレッシュなタイバジルと豚肉や野菜を炒め、ごはんにのせたタイ風焼き肉。「辛いものが苦手な人や子供でも食べられるように辛くはないので、お好みにアレンジしてくださいね」とのことだ。せっかくなので、ナンプラーにとうがらしを漬けた自家製調味料を、ひとふり、ふたふり…うっ。かけ過ぎには注意だが、舌をヒリヒリさせながらハーブの風味を楽しむのが、やはりタイ料理の醍醐味に違いない。

ちなみに、こちらの店内では、多才なオーナー夫婦が手作りする沖縄の風景を描いたイラストフレームや皮のアクセサリーなども販売している。その他、県内で活躍する作家さんの木工作品やポストカートなども扱っているので、料理を待つ間に手に取ってみるのも、楽しいひとときだろう。