【国立劇場おきなわ】組踊公演 「花売の縁」

公開日 2022/06/20

組踊公演 「花売の縁」(はなうりのえん)

親子の絆や情愛、山原の美しい自然と人情が描かれた名作・組踊「花売の縁」(作・髙宮城親雲上)を上演します。立方指導に宮城能鳳氏、地謡指導に西江喜春氏を迎え、人間国宝の技能の継承と後継者の育成を図ります。沖縄戦終戦の年、現在のうるま市にある城前小学校校庭の特設舞台において演じられ、観客に感動を与え多くの涙を誘ったことでも有名です。物語のあらすじもさることながら、音楽性においても高く評価されている本作品の魅力をご堪能いただきます。第一部では数多の琉球舞踊の中から「花の舞」と題して、四季折々を彩る花の香り豊かな舞踊の世界を紹介します。

omoteura

 

-演目-


【第一部】琉球舞踊 ~花の舞~

「本嘉手久」 又吉聖子
「若衆菊見躍」 普久原郁美 稲嶺ありさ
「柳」 仲程めぐみ
「貫花」 石川詩織 﨑山紗未 謝花桃子
「仲里節」 松田恵 中村知子

【第二部】組踊「花売の縁」
立方指導 : 宮城能鳳 地謡指導 : 西江喜春

【あらすじ】
首里の下級士族・森川の子は、色々な不幸が続き生計が立ちゆかなくなってしまったため、妻の乙樽と幼子鶴松を首里に残し、単身で山原の大宜味へと出稼ぎに出たきり音信不通となります。それから12年の時が過ぎ、良家の乳母として働き安定した生活を得た乙樽は、成長した鶴松を連れ、夫を探す旅に出ます…。

【配役】
森川の子 : 佐辺良和
乙樽 : 新垣悟
鶴松 : 渡名喜苺英
猿引 : 玉城匠
猿 : 富島花音
薪木取 : 嘉手苅林一

【地謡】
(歌三線)西江喜春 花城英樹 玉城和樹 大城貴幸
(箏)宮里秀明
(笛)宮城英夫
(胡弓)川平賀道
(太鼓)比嘉聰

※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

公演 組踊公演 「花売の縁」
日時 令和4年6月25日(土)
14:00開演
場所 国立劇場おきなわ 大劇場
ご予約
お問合せ
国立劇場おきなわチケットカウンター
窓口:10:00~18:00
電話:10:00~17:30
TEL:098-871-3350

 

地図

国立劇場おきなわ

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。