紅型染めが生み出される過程を見てみたい!

公開日 2014/07/10

現代紅型が身近に感じられる工房見学

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琉球王国古来の工芸品として知られる紅型。浦添市前田にある「城紅型染工房」は、そんな紅型が生み出される工程を、実際の制作を見ながら学ぶことができる、体験型工房です。

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この日、紅型の制作に励んでいたのは、若き紅型アーティストのEYELAND(アイランド)さん。コースターに色を乗せていく作業の途中でした。

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紅型には大きく分けて二つの技法がありますが、今回コースターに使われているのは「型染め」と呼ばれる技法。まず、生地の上に型紙を置き、その上から米ぬかともち米で作られた防染糊を塗布していきます。

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生地は、自然の風でゆっくり乾燥。

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1〜2日置いた後、着色工程に入ります。コースターに使われる顔料は、水や経年劣化にも強い樹脂顔料。生活に溶け込んだ紅型を、との思いならではの顔料のセレクトです。

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そして最後に防染糊を洗い落として乾かして、ようやく作品が完成します。ちなみにこちらの「リュウキュウジャー」は、城紅型染工房のオリジナルヒーロー戦隊キャラクター。美ら海ブルー、パインイエロー、ゴーヤーグリーン、ハイビピンク、そして紅型レッドと、それぞれ名前もついているんですよ。男の子へのプレゼントに喜ばれそう!

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型紙は、長いもので30年以上も使われるとのこと。「苦労して作り上げた型紙は命のようなものです」とEYELANDさんは笑います。やさしい笑顔の奥に、紅型に込める情熱が見えたような気がしました。

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今回は「型染め」で作られた工程を見学することができましたが、「型染め」のほかにも、着色された糊米を筒に入れ、下絵に沿って絞り出しながら生地へ描く「筒描き」といった技法もあるそう。EYELANDさん曰く、職人さんが集中して作業を行う平日の見学がおすすめですとのことでした。

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工房見学を堪能したあとは、併設のギャラリー兼ショップもぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。この日はさっそく、先ほどまで工房にあった「筒描き」の日傘が、ギャラリーへお目見えしていました。先代から受け継がれた技術と、たっぷりの時間をかけて生み出される紅型の作品たち。技法や工程を学んだ後に触れた紅型は、手のひらにやさしい余韻を残してくれました。

お店情報

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店名
城紅型染工房
(ぐすくびんがたそめこうぼう)
問い合わせ先
098-887-3414
住所
沖縄県浦添市前田4-9-1
定休日
日曜、年末年始、旧盆、GW(要店舗問合せ)
開催日
・10:00〜16:00
・要事前電話問合せ
・ギャラリーは10:00〜18:00
コースメニュー・
料金
・紅型工房見学 要予約 無料
・紅型染め体験(コースター) 20分 1,000円
・紅型染め体験(ティーマット) 30分 1,200円
・紅型染め体験(iPhoneケース) 30分 1,700円
・紅型染め体験(エコバッグ) 40分 1,800円
予約
要予約
駐車場
5台 無料
Webサイト
その他
・紅型染め体験コースも有
・職人がいる平日がおすすめ
フィード情報

地図

城紅型染工房

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