社会人のための組踊鑑賞教室 執心鐘入(しゅうしんかねいり)参加レポート

公開日 2017/06/29

2017年6月24日(土)に国立劇場おきなわで実施された社会人のための組踊鑑賞教室 執心鐘入(しゅうしんかねいり)に参加してきましたので、内容をレポートします。

執心鐘入

左から中城若松役の田口博章さん、宿の女役の新垣悟さん

第一部「組踊の楽しみ方」

組踊とは                  

                           (国立劇場おきなわ:提供)

第一部は「組踊の楽しみ方」として、組踊実演家の玉城匠さんが案内役になり、組踊の歴史、個性、魅力を観客の参加体験を交えて案内してくれました。

年配の方が登場するかと思いきや・・・・玉城さん、お若いんです!それもイケメン!まずは組踊のイメージが変わりました。笑

組踊とは、唱え(せりふ)、音楽、踊り(所作)によって構成される演劇で、中国から琉球王国の新しい国王を任命するためにやってくる中国皇帝の使者である冊封使(さっぽうし)を歓待するため、18世紀初頭の踊り奉行であった玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)によって創始され、1719年の尚敬王の冊封の際に、「二童敵討」と「執心鐘入」が初めて演じられたとのこと。玉城さんから「皆様も冊封使一行になったつもりで肩の力を抜いて楽しんでください。」と言われ、非常に楽しくリラックスして観ることができました。

さらに楽しかったのは、観客の方(1名)と玉城さんが舞台で一日限りの即興組踊を演じるという企画でした。今回は、那覇在住の亀岡さんという方が立候補され舞台にあがりました。お題としては、「二人で波の上ビーチへ行く」を組踊で演じるという内容でしたが、これが最高に面白かったです。「名乗り」から始まって途中でいろいろな出来事があり、その都度音楽や表情やセリフでその喜びや悲しみを表現していきました。ちなみに今回は波の上ビーチについてそこで食べたそばの三枚肉を落としたときの悲しみを表現していました。大爆笑!約30分このような掛け合いをして組踊をわかりやすく解説をしてくれました。音楽・セリフ・舞踊にはそれぞれの意味があり、それを想像しながら観ることが組踊の楽しみ方だということがよくわかりました。300年前の人たちが、現代のように物のない時代に、このようにして楽しんでいたんだということが理解できました。

第二部 組踊「執心鐘入」(しゅうしんかねいり)

執心鐘入
                           (国立劇場おきなわ:提供)

第二部は、組踊「執心鐘入」を鑑賞しました。この組踊は、組踊の創始者・玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)の代表作で、朝薫五番の一つです。

劇中のセリフがわからない私も、劇場には標準語訳の字幕があり、ストーリーを理解しながら鑑賞ができました。

作品名 組踊「執心鐘入」(しゅうしんかねいり)
配役

中城若松:田口博章、座主:石川直也、宿の女:新垣悟、鬼女(鐘入):宮里光也、小僧一:知花令磨、小僧二:山城峻称、小僧三:玉城匠

地謡 歌三線:崎濱秀貫、歌三線:喜納吏一、歌三線:徳田泰樹、箏:新垣和代子、笛:大城建大郎、胡弓:森田夏子、太鼓:宮里和希

執心鐘入

執心鐘入

国立劇場おきなわ普及公演では、公演終了後に出演者と一緒に写真撮影をすることが可能です。7月29日(土)は、琉球舞踊鑑賞教室、8月12日(土)は、親子のための組踊鑑賞教室「女物狂」を上演します。詳しくは下記のホームページをご覧ください。

http//www.nt-okinawa.or.jp

 

 

 

 

 

 

地図

国立劇場おきなわ

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。

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