「琉球舞踊鑑賞教室」in国立劇場おきなわ鑑賞レポート

公開日 2017/08/18

琉球舞踊(りゅうきゅうぶよう)鑑賞教室 鑑賞レポート

チラシ表

2017年7月29日(土)に国立劇場おきなわで実施された「琉球舞踊鑑賞教室」を拝見させて頂きましたので、内容をレポートしま~す(^^)ノ  この舞台は毎年大人気だそうですよ。当日も満席に近いお客様が来場していました。

第一部「琉球舞踊」

第一部では、琉球舞踊の歴史や各作品の鑑賞のポイントなどを案内役である富田めぐみさんが楽しく、面白くご紹介しながら、古典舞踊や雑踊の世界へ導いてくれます。

案内(国立劇場おきなわ:提供)

ここからは作品紹介です。舞台うしろにある、バックシアターの解説(字幕表示)と共に琉球舞踊が披露されました。「若衆ぜい」「かせかけ」「上り口説」が披露され、各曲の解説からスタートしました。「上り口説」という古典音楽ですが、リズムが速く1~8番までの歌詞は、首里を出発して那覇から船に乗り、奄美諸島、吐喝喇列島を通り過ぎて薩摩へと旅をするありさまをうたったものです。聞きごたえがある歌で男踊りとしてよく披露されるそうです。床下をドンドンと力強く演武する姿はまさに勇ましく、本土へ上がっていく旅への気迫が感じられます。

上り口説①(国立劇場おきなわ:提供)

その後、雑踊(ぞうおどり)が披露されました。雑踊とは、お城だけでなく各地域の歌が使われているそうです。「むんじゅる」「加那よー天川」が披露され、「むんじゅる」は、麦の笠のことを言い、大好きな人からもらった笠のことを歌詞に載せて曲が作られたそうです。男女の情愛、好きな人への思いが唄われている歌です。切ないメロディーと歌詞の内容がロマンチックで、心情が表れる曲でした。昔も現代もきっと思う心は同じものがあるなと思わされました。

むんじゅる(国立劇場おきなわ:提供)

 

第二部 舞踊劇「浦島」

第二部では、子どもから大人まで、親しみのある日本昔話「浦島太郎」をモチーフに創作された舞踊劇「浦島」が披露されました。第1章から第4章まで各テーマに沿った内容が披露され、軽快なポップで始まる幕開けは、花道から役者が登場するサプライズな演出ではじまり、浦島太郎の世界観を感じられる海、浜を表した演出や舞台道具に引き込まれました。テンポよく変わる場面転換や演出に拍手喝采の場面も多くありました。

花道(国立劇場おきなわ:提供)

玉手箱を空ける人、玉手箱を空けた瞬間などなど、日本昔話の浦島太郎とは異なる演出もあり、笑いあり、涙ありのエンディングになっており、子どもたちも目をキラキラさせながら、前のめりになって舞台を鑑賞していました。また、浦島太郎には、竜宮城のきれいなお姫様や多くの海の生き物たちも出てきました。竜宮城のきれいなお姫様の色鮮やかなパステルカラーを用いた衣装、お魚やたこの衣装もとても可愛くて惹きつけられました。

竜宮城①(国立劇場おきなわ:提供)

竜宮城⑤(国立劇場おきなわ:提供)

親子連れも多かったこの舞台ですが、幅広い世代の方々が鑑賞されていました。最初に鑑賞ポイントの解説があったり、字幕表示での説明があったりと、初めての方でも楽しめる内容でした。またの機会があればぜひ、皆さん鑑賞してほしい舞台です!

作品名

琉球舞踊鑑賞教室

配役

【第一部】

若衆ぜい   平良芽美・大城一咲
かせかけ   田口博章
上り口説   川満香多
むんじゅる  新里春加
加那よー天川 花岡尚子・棚原由里子

【第二部】

舞踊劇「浦島」
作  初代玉城盛義
補作 幸喜良秀
監修 玉城秀子
演出 大田礼子
振付 玉城靜江・大田礼子

-配役-
浦島    上原信次
乙姫    新城裕子
亀     伊藝武士
漁師・カニ 當山真澄
      照屋香織
漁師・たこ 新里直子
よた者   金城千夏
      与那嶺綾子
      高嶺敦子
魚・あん小 玉城美千子
      佐喜眞恭子
      比嘉悠子
      奥平由依
      徳本菜穂子
      嘉数妃渚子
魚・たこ  平良芽美
魚     宮城愛
      石川智巳
      松川奈央
      上原明美
      今村樹里
      金城梨枝

地謡 歌三線:照喜名朝國 歌三線:上原睦三 歌三線:横山太陽 箏:大城智史 笛:宇保朝輝 胡弓:池間美鈴 太鼓:賀数さやか

地図

国立劇場おきなわ

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。

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