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浦添市の指定文化財『当山の石畳道』は琉球王国時代、国王がこの道を通って首里城から普天間宮へと参詣したといわれる歴史のある石畳道です。

そんな歴史的な背景もなかなかいいですが、今回知って頂きたいのはそこではありません。
「当山の石畳道」は別名「馬ドゥケーラシ(馬転ばし)」と呼ばれ、馬が転ぶ程の急坂が続くと言われていたらしいのです。

馬・・馬・・馬・・馬・・

そんなことを知ると実際に馬で歩くようすを見てみたいですよね。
しかし当然ながら我々は馬は持っていません。
そこで考えたのがこちら。

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竹馬(顔が死んでいるのは気にしないでください)

さて、竹馬で馬ころばし道を歩いたらどうなるのでしょうか。

竹馬の練習

竹馬に乗るのは20年以上ぶり。昔は走ったり片足けんけんなども出来ていた気がしますが、もう全然出来る気がしません。

石畳は怖いのでまずは平坦な場所で練習。

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できた!

ちなみに安全対策のために頭にはヘルメット、足と肘には防具を着込んでいます。

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自分だけでなく石畳を守るために竹馬の足にはカバーもつけておきました。

竹馬on石畳

ということで石畳です。

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はじめの一歩は怖い。

できるはずだ。きっとできるはず。

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できた!

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わーい!!

 

めっちゃ下り坂

と、盛り上がっているように見せて、いったん竹馬を降りたのには理由がありました。

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目の前にはめちゃめちゃ急な坂!

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(・・・帰りたい)

しかし無情にも再出発のときはやってくるのです。

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散歩していたおじさんに「危ないんじゃない?」と言われました。
はい、知っています。

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わ!

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竹馬が滑って落ちました。

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滑ったのはここ!石畳の石です。

石と石の間の土の部分だとまだ歩けますが、石に着地してしまうととたんに滑ります。
あぶなく転ぶところだった。

馬も坂道じゃななく石に滑って転んだんじゃなかろうか?

そんな疑念が頭をよぎります。

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石を踏まないように

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石怖いよ。

・・・石畳が怖いよ!

それからどうした

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急な下り坂を終えて一休みする私。

おそらくここで石畳道の真ん中あたりまで来ましたが、疲れきっています。
手も痛いし。怖いし。

なにより目の前には急な上り坂があるし。

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下がって上がるような道に石畳をひくなら、いっそのこと平坦に埋めてくれ!
今日だけは情緒と感じるどころではありません。

めちゃ上り坂

いつまでも休んでいるわけにはいかないので気を取り直して進みます。

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よいしょよいしょ

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上り坂は思った以上に登りやすいです。滑らないし。
これは行けるんじゃないか。

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しかし

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あ!

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バタン!
急にデコボコすぎて竹馬では進めず!

ということで、竹馬ではここまでが限界でした。

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手も軍手をしていたにも関わらず真っ赤かになりました。

まとめ

当山の石畳道を歩きたい方は竹馬はしんどいので自分の足で歩くのをお勧めします。

※もしも竹馬で行ってしまった方は事故や怪我などは自己責任で。