【国立劇場おきなわ】第12回 若手伝承者公演「手水の縁」

公開日 2022/12/01

第12回 若手伝承者公演「手水の縁」

国立劇場おきなわでは、琉球王国時代に創始された組踊の伝承者を養成するため、平成17年度から組踊研修を実施しています。研修期間は3年間で、これまでに第一期から第五期までの計48人が組踊研修を修了し、沖縄伝統芸能の舞台で活躍しています。
平成23年度からは組踊研修修了生の技芸の向上を図るため既成者研修も実施し、若手伝承者公演(既成者研修発表会)を上演しています。

第12回となる今年の若手伝承者公演(既成者研修発表会)には、組踊研修修了生24人が出演。出演者には、国立劇場おきなわ主催公演にて主役クラスを務めた経験のある者も多数おります。

沖縄の伝統芸能、組踊の将来を担う若手伝承者達の舞台をどうぞお楽しみください。

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-演目-


【第一部】琉球舞踊

「かぎやで風」(指導:宮城幸子)
田口博章・玉城匠

「女こてい節」(指導:宮城幸子)
比嘉大志 髙井賢太郎

「高平良万歳」(指導:宮城幸子)
佐喜眞一輝 上原崇弘

(地方指導:城間德太郎)
歌三線:仲村渠達也・佐久田朝太・徳田泰樹・棚原健太・國吉啓介
箏 :町田倫士
笛 :大城建大郎
胡弓 :玉城和樹
太鼓 :宮里和希


【第二部】組踊「手水の縁」

(立方指導)宮城能鳳
(地方指導)西江喜春

【あらすじ】
波平大主の息子山戸は瀬長山での花見の帰り道、波平玉川に立ち寄り水を飲もうとすると、美しい娘玉津が髪を洗っていました。玉津の美しさに心ひかれた山戸は、愛を告白し、それを受け入れる意味として玉津に手水を求めます。山戸はどうにか手水を飲ませてもらい、二人の間には恋が芽生え、再会を誓い合って別れます。
その後ある夜、山戸が玉津の家に忍び、密会をしていたとき、門番にみつかってしまいそれが父親に知れることとなります。


(配役)
山戸 :伊藝武士
玉津 :岡本凌
志喜屋の大屋子 :知花令磨
山口の西掟 :比嘉克之
門番 :下地心一郎
後見 :玉城慶

(地方)
歌三線:佐久田朝太・徳田泰樹・棚原健太
仲嶺良盛・金城亮太・兼箇段翔
箏:町田倫士
笛:大城建大郎
胡弓:玉城和樹
太鼓:宮里和希

※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

公演 普及公演 組踊鑑賞教室「二童敵討」
日時
令和4年12月3日(土)
14:00  
場所 国立劇場おきなわ 大劇場
お問合せ
国立劇場おきなわチケットカウンター
(国立劇場おきなわ調査養成課 098-871-3318)

 

地図

国立劇場おきなわ

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