台湾の先生方が浦添市修学旅行プランを体験!

公開日 2017/11/01

熱烈歓迎!ようこそ浦添へ!

台湾教育旅行関係者地方招聘事業という、日本政府観光局(JNTO)主催の事業の一環で、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)と協力しながら受入を実施しました。内容としては、平成29年10月17日(火)から10月21日(土)までの4泊5日間の日程で、台湾の学校の先生方が沖縄県内各地を訪問し、教育旅行のプログラム等を視察。私たち浦添市は、3日目の10月19日(木)に、①浦添商業高校生によるおもてなしプラン、②浦添市美術館での企画展示の鑑賞と、今回特別に準備した体験プログラム、そして③牧港漁港にてサンゴの苗作りと海ぶどうの選別体験を行いました。その様子をレポートしちゃいます!

浦添商業高校生によるおもてなしプラン

まずは、浦添商業高等学校国際観光科の生徒による、浦添ようどれのガイドでおもてなし!

浦商生ガイド画像1

お出迎えの時は、この日のために練習した中国語での挨拶で、第一印象はバッチリ決まりました!先生たちも大喜び!そしてガイドが始まると、もちろん通訳さんに手伝ってもらいながらではありますが、準備した中国語の資料を使いながら丁寧にガイドしました。

浦商生ガイド画像2

生徒たちの一生懸命伝えようとする姿に、暑い中ではありましたが、台湾の先生方も真剣に耳をかたむけてくれました。最後は、生徒のみんなで「島唄」と「島人ぬ宝」を、三線をひきながら披露しました!これ、なんと受入開始予定時間の30分前に思いついて、急遽準備したもの!!!!!にもかかわらず、本番でバッチリ決まるところは、さすがです!

プログラム終了後は、みんなで記念写真。ごらんの通り、先生方もみんなこの笑顔です!

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浦添市美術館での企画展鑑賞と体験

つづいての行程は、浦添市美術館です。こちらでは、10月22日(日)まで開催されていた企画展「URUSHIふしぎ物語ー人と漆の12000年史ー」の鑑賞と、今回特別に用意していただいた、プチ螺鈿細工(らでんざいく)体験を行いました。

美術館画像1

浦添市美術館の岡本さんの解説を聞きながら、企画展を鑑賞。

美術館画像2

展示されている、様々な美しい漆器に先生方も興味深々で静かに見入っている様子でした。展示されている中には、台湾の漆器もあり先生方からいろいろと質問も飛び交っていました。

つづいて、別室に移動し今回特別に準備していただいた「プチ螺鈿細工(らでんざいく)体験」で、「しおり作り」を体験していただきました。※螺鈿(らでん)とは、漆器などの伝統工芸に用いられる技法のひとつで、貝殻の真珠層の部分を切り出した素材を使い漆器などにはめ込む技法です。

美術館画像3

今回は、「プチ螺鈿細工(らでんざいく)」なので、貝殻の真珠層の部分をしおりに貼り付け、模様を描いていきます。これがなかなか難しいようで、先生たちは黙々と集中して体験をしていました。「難しいけど、生徒たちにはいい体験かもしれない!」など、うれしい言葉もいただきました。完成品と記念にパチリ!

美術館体験画像

最初は細かい作業に苦戦している様子でしたが、次第にコツがつかめたのか、最後はご覧のとおり、バッチリきれいなしおりができました。

こちらでも、最後はみんなで作品をもって記念に一枚!バッチリ笑顔ですね!

美術館体験画像5

サンゴの苗作りと海ぶどうの選別体験

続いて、牧港漁港に移動し、うらそえナビでもたびたび紹介しております「サンゴの苗作り体験」と、県外海外の受入としては初めての「海ぶどう選別体験」を実施しました。

サンゴ苗作り画像1

まずは、体験提供者である沖電開発の職員の方からの説明からスタート。そして、施設に入ると目に飛び込んでくるのは、大きなヒトデやナマコの入ったタッチプール!

先生方もヒトデやナマコが珍しいらしく、触ったり、写真をとったり、楽しんでいました!

サンゴ苗作り画像2

そして、サンゴの苗作りです。サンゴの苗を付ける台座にそれぞれ思い思いにメッセージを書いていただき、サンゴの苗を作ってもらいました。この作ったサンゴの苗は、しばらく施設内で養生した後、主に浦添の海域に移植されます。

サンゴの苗作り画像3

サンゴの苗作り画像4

そして今回の行程の最後、浦添宜野湾漁協の海ぶどう部会の新垣さんによる「海ぶどう選別体験」を行いました。海ぶどうの房から、枝別れしている部分を、手作業で1つ1つ選別していく作業です。選別したものは、その場で食べることも出来ますし、パックでお持ちかえりしていただけるものですが・・・・先生方は、ご覧の通り海ぶどうをパクパクと口に運ぶほうが多かった???ような気がしますが・・・。浦添の新名物の誕生かもしれませんね!笑

海ぶどう画像1

今までは、なかなか浦添市内で長時間滞在していただける機会が少なかったのですが、今回の受入を通して、半日すごしていただける提案が出来たかと思います。

これから国内だけではなく台湾や様々な国から、浦添市を訪れるお客様が増えてくれるとうれしいですね!

浦添市に住む皆様も街で観光客を見かけたら、皆さんなりの「おもてなし」をしてみてくださいね!

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。

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