ホテルキング

公開日 2014/11/26

そこかしこにノスタルジーが散りばめられた
アメリカンなホテル

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いつも国道58号を通るたび、信号待ちのたびに、気になる人もいたでしょう。「ホテルキング」なるホテルの存在を。かくいう私もその一人。今回は小さな夢が叶った気分で、いざ潜入取材です。

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出迎えてくれたのはオーナー金山さん。フロントの生花に負けないくらい、華やかなオーラの持ち主で、にっこりと微笑む笑顔とテキパキとした対応が好印象です。「私の父が作ったホテルでね、私は二代目。この昔から変わらない感じがいいでしょ? 沖縄を舞台にしたとある小説にも登場したことがあるのよ。昔の沖縄を感じたいならホテルキングへってね」。やっぱり期待通りです、キングさん。ワクワク!

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ホテルの生い立ちを聞きながら、さっそく客室へGO。エレベーターのドアが開くと、浦添にはないと思っていたはずの海岸線を望む景色が!!  広大な基地の先に広がる東シナ海に、取材スタッフ一同から感嘆の声があがります。(このワイド感、写真には納めきれませんっ・・・)

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客室へと続く廊下だって、ノスタルジックそのもの。1975〜6年の沖縄国際海洋博覧会開催に合わせて迎えた、ホテル建設ラッシュ世代の代物なのだとか。

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客室はいかにもアメリカン。靴でそのまま過ごせるPタイルに大きめのベッドと、アメリカ人利用客仕様になっているのがうれしいポイント。それにしてもタイルの柄の可愛さったら! それだけでテンションあがっちゃいます。

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特筆すべきはシングルの客室のベッドがダブルサイズなこと。これってダブルルームでしょ!? とツッコミたくなるゆったり感で、ちょっと得した気分です。

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ひと通りホテルの案内をしてもらった後、応接ルームにておしゃべり。「古いこのホテルをそのまま受け継いでいきたいって思っててね。だって新しくすることは簡単でしょ?」確かにノスタルジックなこの空間に身を置いていると、時の足あとを感じる独特の味わいが、じんわり染みます。

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「屋上から見る夕陽が本当にきれいで、私がこのホテルで一番好きな場所。この夕陽を見るだけでも泊まりに来て欲しいくらいよ」。取材中、随所に見え隠れするのは初代オーナーのお父様が残してくれたホテルへの愛。ホテル事情だって設立当初からだいぶ様変わりしているはずなのに、通るたびにあるホテルキング。屋上の夕陽も、オーナーさんとのおしゃべりも、レトロなインテリアも、誰も真似しようのないとっておきがいっぱい詰まっていたのでした。

DATA

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施設名
ホテルキング
問合わせ先
電話:098-877-3436
FAX:098-876-6133
住所
沖縄県浦添市屋富祖4-6-3
チェックイン・
チェックアウト
・チェックイン:15:00~24:00
・チェックアウト:12:00
駐車場
10台(無料)
施設タイプ
ビジネスホテル
料金
・シングル 3,500円
・ツイン 6,000円
インターネット
Wi-fi(無料)
喫煙
ベランダでのみ可
Webサイト
Webサイト
支払い
カード、電子マネー可
設備
共有スペース:電子レンジ、洗濯機、衣類乾燥器
個室:部屋付きバス・トイレ、シャワー完備、エアコン、テレビ、冷蔵庫
アメニティ
タオル、シャンプー、コンディショナー、石けん、ボディソープ、ドライヤー、歯ブラシ、歯磨き

地図

ホテルキング

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