浦添をこよなく愛するナラヤンさん

公開日 2013/11/13

公園も居酒屋も好きなネパール人シェフ

その他

浦添市に住んで20年以上。ネパール出身のナラヤンさんは、浦添・北谷に2店舗を持つネパール料理店「KASTAMANDAP(カスタマンダップ)」のオーナーだ。15年ほど前に、浦添で始めてネパールカレー店を開き、その後、北谷に移転。2011年に、念願だった浦添の地に再び、店をオープンした。沖縄の友人に描いてもらったという壁画は、ナラヤンさんが幼いころによく遊んだ寺院「カスタマンダップ」の風景で、歴史あるとても美しい場所なのだそうである。店内に飾ってある平和の女神「ターラ」や、商売の神様「ガネーシャ」などを眺めながら、まだ見ぬ異国の地に思いを馳せていると、「たまに沖縄の友人たちを連れて、ディープなネパール旅行に行ったりするよ。今度、一緒に来る?」と、流暢な日本で誘ってくれたりもする。

 

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そんなナラヤンさんは、料理歴約30年を誇る料理人。今でも、2店舗分の仕込みを、毎朝、自分でやるそうである。「僕の姉がネパールでレストランをやっていて、料理に使うスパイスもネパールのもの、スタッフも日本で暮らしてみたい人をネパールから呼び寄せているよ。ネパールの本場の味を沖縄の人に食べてほしいからね。ネパール人がびっくりするくらい辛いものが好きなお客さんもいるよ」と、長年住んでいる沖縄の人への思いも厚い。「浦添はとってもおもしろい町。公園もいっぱいあって、子供もたくさんいて。友だちと飲みに行く居酒屋もおいしいし、沖縄そば屋もいいしねー」と、刺身のおいしい居酒屋を教えてくれたり。この店の料理が、とてもおいしく感じるのは、ネパールも沖縄もよく知るナラヤンさんの絶妙なさじ加減のお陰に違いないと、カレーやケバブを満喫しながら、思ってみるのであった。

ナラヤンさん

お名前
ナラヤンさん
お仕事
ネパール料理のシェフ
出没スポット
KASTAMANDAP 浦添店(カスタマンダップ うらそえてん)
出身地
ネパール
情報
沖縄そばと居酒屋が好き。
日本語・英語も堪能。

 

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