浦添で工場見学を楽しもう

公開日 2013/05/27

浦添市内には工場見学ができる施設があるのをご存知ですか?
子どもはもちろん、大人でも楽しみつつ学べるスポットをご紹介。
なかには申し込みが必要な施設もあるので、下記で情報をチェックしてお出かけしてみてくださいね。

沖電開発株式会社 水産養殖研究センター

沖電開発株式会社 水産養殖研究センター。ここでは、サンゴの苗を海に植付する【植付事業】、サンゴおよび海水魚水槽の販売、設置、メンテナンスを行う【リース事業】、大学や企業による海洋生物の養殖に関する共同研究を行う【研究受託事業】、学校や企業などから依頼を受けサンゴを取り巻く環境について講演・体験学習を行う【教育啓蒙活動】などの活動が行われています。

沖縄開発株式会社水産養殖研究センター

牧港漁港内、沖縄電力の2本の大きな煙突のふもとあたりにあります。

知念さん

笑顔が爽やかな知念さんが施設内を案内してくれます。

天然光棟

天然光棟の中には小さい水槽の他に膝ぐらいの高さの大きな水槽がふたつ。水槽内には様々な種類のカラフルなサンゴやイソギンチャクがたくさん。

天然光棟

コバルトブルーに輝くルリスズメダイの姿や、水中でゆらゆらと気持ちよさそうに揺れるイソギンチャクの姿に思わず手をのばしたくなりますが、触手には毒があるので触れないように注意。

養殖中のサンゴの苗

こちらは養殖中のサンゴの苗たち。ペットボトルのキャップぐらいの大きさの土台にサンゴ苗を固定し、一定の大きさまで成長したのち海に植え付けを行います。

イソギンチャクの中のカクレクマノミ

イソギンチャクの触手の中にカクレクマノミの姿が。警戒心が強くこんなに間近で見られる機会はなかなか無いので、見られたらラッキー!

タッチプール

天然光棟の外にある水槽はタッチプールになっており、ナマコやヒトデなど海の生き物たちに触れることができます。

バイカナマコ

トゲトゲとした見た目のバイカナマコは、見た目とは裏腹にプニプニとした感触!また、ふわふわとした長いホースのようなオオイカリナマコはなんとも独特の驚きの感触!?ぜひ実際に触って確かめてみてくださいね。

住所 沖縄県浦添市牧港五丁目22番6号
TEL 098-871-1820
料金 無料
利用可能時間 平日9:00〜17:00
ウェブサイト http://www.okikai.co.jp/publics/index/26/

沖縄明治乳業株式会社

沖縄明治乳業株式会社

浦添市牧港にある沖縄明治乳業株式会社。創業40年以上で牛乳、アイスクリーム、ヨーグルトなど製品のほとんどはここの本社で製造されています。

工場見学の入り口

階段を上がると工場見学用の出入り口が。

工場内

工場内は衛生面から関係者以外が立ち入ることはできません。そのために用意されたのがこの「工場見学室」。広い室内は少人数から団体まで幅広く工場見学をすることが可能です。

ビデオ上映

まずはビデオ上映。子どもにもわかりやすい内容で牛乳やアイスクリームができるまでの流れや工場の設備を学ぶことができます。

牛乳のできるまで

アイスクリームのできるまで

小学生や小さなお子さんでもわかりやすいように牛乳やアイスクリームの各製造工程のパネルも用意されています。

続いて実際の工場の内部の説明

工場内部の説明

見学室から遠隔で工場に設置されたカメラを操作し、リアルタイムで現在の様子を垣間見ることができます。カメラは工場各所に設置されているので工場内に立ち入らずとも各製造ラインや作業の様子を見学することができる仕組みです。

製品パッケージ

見学室には主要な沖縄明治乳業株式会社の製品パッケージも。こうやってずらっと並べられた製品を見るだけでも楽しくなりますね。

大人数を受け入れられる設備ですが、もちろん少人数からでも見学は可能。見学するためには事前に予約が必要ですので以下のサイトか電話番号から予約してください。

住所 沖縄県浦添市牧港1-65-1
TEL 098-877-5274(工場見学の申し込み:総務課 月曜日~金曜日 9:00~16:00まで受付)
料金 無料
利用可能時間 平日10:00~11:00・11:00~12:00(見学所要時間は60分)
ウェブサイト http://www.okinawa-meiji.co.jp/factory-form/index.html

うらそえ織

うらそえ織は、桑の栽培から養蚕、糸ひき、染色、「うらそえ織」として商品化までをすべて浦添市内でおこなっています。
浦添市養蚕絹織物施設サン・シルク2階の工房では、織物が作られる一連の行程を見学することができます。

サンシルク

浦添市養蚕絹織物施設サン・シルク。工房は2階にあります。
工房見学をお願いすると工房で働く方が優しく丁寧に行程を解説してくださいます。
こちらでは蚕から糸を挽き、染め、織りに至るまで1人の職人が一貫して行っているそうです。

やさしい案内人

まずは糸を挽きます

うらそえ産の繭

うらそえ産の繭

繭から挽かれた糸

繭から糸を挽きます
奥が手挽きで紡いだ糸。手前が機械製糸。

繭から挽かれた糸

手挽きは時間がかかるものの、繊維が糸をふくむのでとても柔らかくなるそうです。

染めの行程へ

染め

フクギや月桃など古来から伝わる草木で染めます。

染め

綺麗な色に染め上げます。

草木によって異なる色

草木によって色が違っています。

いよいよ行程は織りへ

心を込めて織られていきます。

織

糸挽きから自らの手で行っているので、感慨深いでしょうね。

うらそえ織完成

蚕を育てる桑の栽培からすべてが浦添市産の織物うらそえ織の完成です。

うらそえ織り

うらそえ織り うらそえ織り

ウエアから小物までたくさんのアイテムがあり、自分用にもプレゼント用としても選ぶのが楽しいですよ。
うらそえ織は工房の下のお店で購入することができます。ぜひ工房見学のあとは立ち寄ってみてください。

工房下のお店

 

住所 沖縄県浦添市伊奈武瀬1丁目7番2号
浦添市養蚕絹織物施設 サン・シルク2階
TEL 098-988-4459
料金 無料
利用可能時間 平日9:00〜17:00
定休日 月曜日
ウェブサイト http://urasoeori.ti-da.net/

 

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