浦添が湧く3日間!!! 第37回浦添てだこまつり

公開日 2014/07/12

tokusyu_37Tedako_01

浦添てだこまつりとは?

浦添市が誇る夏の名物騒ぎ「第37回浦添てだこまつり」が、 今年も7月18日(金)〜7月20(日)の日程で開催されます。「てだこ」とは沖縄の方言で「太陽の子」を意味する言葉。「てだこまつり」の名は、浦添の地で誕生したといわれる琉球国王 英祖の神号「英祖日子(えそのてだこ)」にちなんだものです。「浦添市民のまとまりを作っていこう」という目的で毎年開催されるこのまつりは、市や地域住民、市内の事業所などが一丸となった実行委員会が主催し、ローカル色溢れるイベントが盛りだくさん。まさに太陽のように浦添市がキラキラと輝く特別な3日間です。うらナビ流 まつりをさらに楽しめる(かもしれない!?)小ネタもプラスして、まつりの見どころをたっぷりと語ってみましょう。

 

※荒天の場合は、7月25日(金)〜7月27日(日)に順延

tokusyu_37Tedako_00

見どころ1

てだこまつり前夜祭
於:屋富祖大通り・歩行者天国
7月18日(金)14:00〜21:00

tokusyu_37Tedako_02
古き良き昭和の面影を残す「屋富祖大通り」。ふだんはゆったりとした空気が流れている地元の商店街が、歩行者天国でものスゴいことに。まつりのオープニングにふさわしい熱いひとときが楽しめます。
tokusyu_37Tedako_04
ディープなのか!? カオスなのか!? 通りには数カ所にステージが設けられ、パフォーマンスやおじさまバンド、老人会のカラオケ大会など、さまざまなイベントが繰り広げられます。※屋富祖大通りの場所は下記地図で確認できます。

tokusyu_37Tedako_03
tokusyu_37Tedako_05
うらナビ流小ネタ♪
前夜祭のラストを飾るエイサーの「道じゅねー」は一見の価値あり。市内各地の青年会による演舞が、すぐ目の前で迫力いっぱいに展開します。

見どころ2

てだこ火採火式
於:伊祖城跡公園
7月19日(土)14:00〜14:30

tokusyu_37Tedako_06
英祖王生誕の地といわれる伊祖城跡で行われます。先人への感謝と安全祈願を行う儀式では、沖縄ならではの祈りの風景を垣間みることができます。その後「てだこまつり」の名にちなみ、太陽の光によって火を起こし、まつりの期間中この火が灯されます。採火を行うのは、浦添市のPRのために毎年選出される「てだこレディ」の3人。この採火式がその年の新レディの初仕事になります。※伊祖城跡公園の場所は下記地図で確認できます。
tokusyu_37Tedako_07
うらナビ流小ネタ♪
てだこレディの衣装は、うらそえ織りのオーダーメイドで作られていて、毎年デザインが変わるのも楽しみ。写真は昨年の採火式の様子ですが、今年はどんな衣装で登場するのでしょうね。ちなみに、さらなる子ネタ。現在は大きな集光レンズで太陽光を集めるこの催しですが、まつり開催当初は虫メガネを使っていたんだとか…

見どころ3


てだこ火点火式
於:メインステージ・まつり会場
7月19日(土)18:20〜

tokusyu_37Tedako_08
てだこレディによって灯されたまつりの火は、メイン会場である浦添運動公園内にある聖火台に点火されます。いよいよまつりの大本番。会場も多くの人で賑わいます。※浦添市陸上競技場の場所は下記地図で確認できます。
うらナビ流小ネタ♪
点火式で放たれる鳩もまつりの盛りあげに一役。実はこの鳩は浦添市消防署が飼っている伝書鳩で、点火式が終わると、ちゃんと消防署に戻ってくるのだとか。まつり当日に天気が優れないことを想定して、あらかじめ用意してある予備火を保管するのも消防署の役目。隠れた努力があってこその楽しいまつりですね。

 

見どころ4

ゲストコンサート
於:メインステージ・まつり会場
7月19日(土)17:30〜18:00、19:00〜19:30
7月20日(日)16:20〜16:50、19:20〜20:30

tokusyu_37Tedako_09
うらナビ流小ネタ♪
まつり会場にあるメインステージで土日に行われるゲストコンサートも楽しみのひとつ。浦添市に縁の深いアーティストが多彩に登場します。今年は、T.K. 、I-VAN、King Jam Session、Sky's The Limit、Manamiなどが出演を予定しています。もちろん無料。各アーティストの出演詳細は、プログラムを確認してくださいね。
http://www.urasoenavi.jp/event/2014063000035/

見どころ5

浦添三大王統まつり
於:メインステージ・まつり会場
7月19日(土)19:40〜20:45

そして、何といってもまつりのメインイベントである「浦添三大王統まつり」はオススメ。浦添市を拠点に活躍するエイサー&太鼓集団「鼓衆」ほか、浦添市民をメインに総勢1000名が参加する壮観なショーです。琉球王朝の時代を表現した、ストーリー性も高い内容。左の動画では2011年の様子がダイジェストで紹介されています。ただいま、まつりに向けて鼓衆のメンバーも猛練習中。こんな頼もしい女子高生も会場のどこかにいますよ。

tokusyu_37Tedako_10
うらナビ流小ネタ♪
三大王統まつりの締めくくりは、昨年から始まった五連太鼓。最後の見せ場では、今年活躍した浦添市民を神輿に乗せて会場内を練り歩きます。今年、神輿で登場するのは誰なのか!? 実はほとんどの関係者もまだ知らないのです…

見どころ6

第14回てだこハーリー大会
於:牧港漁港
7月20(日)9:00〜17:00

tokusyu_37Tedako_11
海好き、船好き、レース好きなら7月20日に牧港漁港に足を運んでみては。もともとは毎年旧暦の5月4日に、沖縄各地の漁港で航海の安全や豊漁を祈願するために行われていた爬竜船(はりゅうせん)競漕が「ハーリー」。牧港漁港で行われるてだこハーリー大会には、沖縄らしくカラフルに彩られた船で、約80チームが予選から本戦を目指して競い合います。※牧港漁港浦の場所は下記地図で確認できます。
tokusyu_37Tedako_12
うらナビ流小ネタ♪
大会には、地元の学生やてだこ市民大学の受講生、米軍人や航空会社が持つ企業チームなどなど、あらゆる人々が参加。さまざまなレースを繰り広げる様子が楽しめます。朝から夕方までレースはゆったりと進むので、メイン会場のイベントの合間をぬって覗きに行ってみるのもいいかも知れません。

 

見どころ7

花火ショー
於:メインステージ・まつり会場
7月19日(土)20:45〜
7月20日(日)20:45〜

tokusyu_37Tedako_13
てだこまつりの最後を締めくくる「待ってました!」の花火ショー。夜空に浮かぶ色とりどりのスペクタクルは、やはり夏の風物詩!沖縄でのステキな思い出のワンシーンになるといいですね。
tokusyu_37Tedako_14
うらナビ流小ネタ♪
花火は遠くからもでも観賞できますが、花火好きならぜひ会場に足を運んでみて。沖縄県内のイベントでは、花火は海上からあげることがほとんどですが、てだこまつりの花火は数少ない陸あげ。花火がデカい!近い!画面から飛び出るほどの(?)迫力をぜひお楽しみください。

てだこまつりでは、その他にも地域の伝統芸能や地元の若いアーティスト、老人クラブが参加するイベントなどもいっぱい。熱中症には十分気をつけて、浦添市、浦添市民の魅力が詰まった、年に一度のイベントに足を運んでみてください!

地図

浦添てだこまつり会場地図/屋富祖大通り/伊祖城跡公園/浦添市陸上競技場/牧港漁港

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。