屋富祖公民館の碑[おもろの碑]

公開日 2013/01/01

親富祖の大屋子が貢ぎ物をささげる

おもろの碑

このおもろは、古い沖縄の神歌を集めた歌謡集『おもろさうし』の中に登場するもので、親富祖の大親、又吉の大親と呼ばれる村の役人が、王に献上物を届ける状況を詠んだものです。この場合の「王」は浦添グスクに君臨した人物、あるいは首里城の王様のことでしょう。

親富祖のムラは十七世紀に廃止され屋富祖村に吸収されたと推定されます。屋富祖を直接詠んだおもろはないことから、このおもろが屋富祖にかかわる唯一のものです。

おもろの碑

スポット情報

おもろの碑

「おもろ」とは神にささげる歌だと考えられています。

王府は1531年から1623年にかけておもろを記録し『おもろさうし』にまとめました。 昭和・平成にかけて浦添に関わりのあるおもろの碑をゆかりある土地に建てました。

アクセス
バス番号55、56系統
「屋富祖入口」下車徒歩6分
バス番号20、23、26、28、120、223系統ほか
「屋富祖」下車徒歩8分

地図

地図

屋富祖公民館の碑

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