【国立劇場おきなわ】組踊公演 「北山敵討」

公開日 2022/12/16

組踊公演 「北山敵討」(ほくざんてきうち)

琉球王国時代から伝わる本作は、御冠船踊りでの上演を期に明治以降も芝居小屋で上演され、また、沖縄県の各地の村芝居でも演じられている人気の高い長編作品です。今回は指導に島袋光晴氏・中村一雄氏を迎え、台本の詞章や音曲を割愛することなく、国立劇場おきなわ自主公演として初めて全編通しての上演となります。ぜひ、この機会にお楽しみください。

 

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-演目-


組踊「北山敵討」
立方指導:島袋 光晴 地謡指導:中村 一雄

【あらすじ】
本部大主は、主君の北山の按司を亡き者にして城を奪い取り、生き残った若按司を探す為に臣下を差し向ける。一方、逃げ延びた若按司は、妹の思鶴と按司の臣下の謝名の大主を訪ねて国頭へ行くが、途中疲れて動けない妹をやむなく山中に置き去る。
謝名の大主は息子の里村と国頭地方の民情視察をしているときに主人の悲報を聞き、行方不明の若按司を探していた。雪が降りしきるなか、偶然にも若按司と思鶴に再会し、一旦は国頭まで逃げ延び、時期を待ちながら仇を討つことを誓う。途中、若按司一行が雪をしのぐため宿を訪ねると、先の戦いで死んだはずの臣下の岸本大主の嫡子虎千代がいた。
久々の再会を果たすなか、猟師の加那筑が現れ、本部大主の追手が近くまで来ていることを教えてくれる。謝名の大主は、若按司と追手から逃れ、残った北山の臣下を集め本部大主を討つための一計を案じる・・・

 

【配役】
本部大主 : 玉城 盛義
謝花大主 : 平田 智之
石川の比屋 : 田口 博章
北山の若按司 : 金城 真次
思鶴 : 宮里 光也
謝名の大主 : 宇座 仁一
里村 : 佐辺 良和
虎千代 : 宮城 茂雄
母 : 親泊 久玄
加那築 : 嘉数 道彦
森川之比屋 : 大湾 三瑠
志慶間之子 : 伊藝 武士
平敷之子 : 比嘉 大志
泊之比屋 : 嘉数 幸雅
兼次之比屋 : 髙井 賢太郎
供 : 知花 令磨

【地謡】
歌三線: 仲村渠達也 仲田知広
謝敷アンヘル 新垣勝裕
箏 : 町田倫士 笛 : 宇保朝輝
胡 弓: 運天伊作 太 鼓: 久志大樹

※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

公演 組踊公演 「北山敵討」
日時
令和4年12月17日(土)14:00  
場所 国立劇場おきなわ 大劇場
お問合せ
国立劇場おきなわチケットカウンター
     098-871-3350
窓口/10時~18時 電話/10時~17時30分

 

地図

国立劇場おきなわ

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