ジーマーミ豆腐広め隊隊長
公開日 2013/11/13
トミちゃんのジーマーミ豆腐を県産品に!
もともとはジーマーミ豆腐がなんなのかすらよく知らなかったという永井さん。お母さん(トミちゃん)が趣味で作っていたジーマーミ豆腐があまりに評判が良く、“いったいジーマーミ豆腐”って何だろうと調べだしたのがすべての始まりだった。ピーナッツから出来た豆腐であるジーマーミ豆腐は、琉球王朝の古から存在し、宮廷の中でのみ食べられていたという特別なスイーツだったという。
そんな食材が沖縄県産品としての位置づけがないどころか、意外に知られていないことにショックを受け、ジーマーミ豆腐を沖縄の県産品として広めるべく、周囲の反対を押し切って、それまで勤めていた会社を辞めて起業したのである。「いろいろ食べてみたけど、母が作ったモノが断然美味しかったんです」と、大変なのを承知の上で昔ながらの手作りで“もちもち、ぷるんぷるん”の食感が楽しめる「トミちゃんのジーマーミ豆腐」を開発し世の中に知らしめた。
今後は沖縄の県産品にこだわり、いずれは自分で落花生畑も作って、原料まで自社生産にしたいとのこと。これがうまく行けば、福祉を兼ねて仕事場を提供することが出来るし、コストも抑えられる。現在は輸入品を使っているが、落花生も自社生産とすることで、本当の意味で沖縄県産品にしたいと日々考えている。
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