大学生が貿易会社を起業!?パワフルな行動力で夢実現!

公開日 2017/06/14

「夢実現講演会ing~自分を好きになることから~」
浦添市出身の仲嶺さん、後輩へエールを送る!

2017年5月26日、仲西中学校で「夢実現ing~自分を好きになることから~」をテーマに講演がありました。講師は浦添市出身で、2017年2月に貿易会社(株)リンクパートナーを起業した大学4年生の仲嶺友芽さんです。仲嶺さんは、日本のマグロやウニなどの魚をミャンマーに輸出する貿易会社の社長なんです。現役大学生でありながら、海外に魚を輸出?しかも、貿易会社社長とはどういうこと?中学生に語った夢実現への軌跡とパワフルな彼女の人間性をレポートしていきますよ~~!

FullSizeRender2

名前
仲嶺 友芽(なかみね ゆうめ)
プロフィール

1995年12月3日生まれ。現在国士舘大学21世紀アジア学部4年生。平成29年2月1日株式会社リンクパートナー貿易会社を設立。

代表取締役社長として、ミャンマーをはじめ、アジアの国々で出かけ、人との出会い、つながりを大切に「夢実現」に向けて進行形で奮闘中。

出身校
浦城小学校→港川中学校→興南高校

 

みんなはスーツを着て就活をしているけど、私は「未来の履歴書」を書いた

現役の大学4年生。周りは就活をしている真っ只中で、私は履歴書を書くことやスーツを着ることをやめました。大学の先生から自己紹介の課題を与えられて、最初はみんなと同じように書いていましたが、なんだか書いてても楽しくないし、なんでこんな情報を先生達は知りたいのかなって思いました。私は元々、社長になると決めていたので、この課題を全て取っ変えて「未来の履歴書」を書こうと決めました。未来の履歴書には、「やりたいことリスト」「今ままでの自分」「これからの自分」を書きました。書き終わって先生に出すと、研究室に呼ばれました。この時、絶対怒られる。やらかしたな~。と内心思っていましたが・・・(笑)先生は「何十年も先生をしているけど、未来の履歴書を書く生徒はいなかった」と褒めて下さいました。嬉しかったですね。

 

ミャンマーへ行くことを決意。そこで見たものとは?

ミャンマー

在学中はあえて、専攻する学生が少ないビルマ語を勉強しました。昔から楽しそうなもの、面白いものに反応する性格なんですよ(笑)ミャンマーへ行くようになったのは、魚の市場で仲卸をしている方と東京都にある、ミャンマー交流センターで出会ったことがきっかけです。この方は、ミャンマーに魚を輸出してみたいと考えていたそうなんです。なぜ、女子大生がミャンマー交流センターにいるんだと、最初は不思議に思ったそうです。私がビルマ語を勉強していて、ミャンマーのことが知りたいと伝えたら、興味をもってもらいました。そこから意気投合し、2016年の7月に初めてミャンマーへ行きました。その時は、親に黙って行きました(笑)親も心配してくれて反対するというのがわかっていたのですが、私は一度やりたいと思ったら、すぐに行動してしまう性格なので、3回目のミャンマー行きで初めて親に言いました。もちろん、そのとき、お金の心配や知らない人と外国へ行くことについて、すごく心配してました。だけど、今は私のことを応援してくれています。ミャンマーへ行って思ったことは、子どもたちの笑顔がとにかく素晴らしい!ということです。生活はとても貧しいと思います。現地での話ですが、夜行ったご飯屋さんで子どもが働いて驚いていると、次の日に違うカフェで同じ子どもが働いてました。朝から夜まで働いていて本当に驚きました。この子達は、家族のために働いています。今、一番何がしたい?と聞くと「学校へ行って勉強がしたい」とかえされました。自分で釣った魚を食べて、自給自足をして、物を売って生活をしている子ども達を見ると、私よりも年下の子達がビジネスをして頑張っているのだから、私も頑張らなくちゃ!と心から思わされました。

現地の子ども達

 

起業しました。それは自分自身の成長のためです。

ミャンマーの方や子ども達を見て思ったことは幸せの価値観って違うんだなって思ったんです。ミャンマーの子ども達を見て、話して、現状に触れて感じ、考えたことは、昔からの夢を叶えるために「起業する」ということでした。私は社長になって、お金持ちになりたいと思っているわけではないです。ミャンマーの子ども達は月8,000円で生活している子たちがほとんどです。けれど、ミャンマーの子ども達は笑顔で生活をしています。その笑顔を見たとき、お金じゃないなと思いましたね。募金や支援金を集めて現地の方々へお渡しするのもいいが、もし、私がやるとしたら、私が頑張ってお仕事をして、そのお金を使って、ミャンマーの人たちを雇用したいと思いました。一緒に仕事をして、私自信も更に成長したいと思いました。現在、自分自身で毎日成長を実感出来ているのが幸せです。今後雇用するミャンマーの人たちにも、仕事を通して一緒に幸せを感じていけるような会社にしていきたいと思っています。将来的には、輸入ライセンスも取得し、ミャンマーの養殖場で育てている稚エビを日本人好みのブラックタイガーに育て、輸入する予定です。

仲嶺友芽さん

 

自分自身を好きになるということ

中学、高校生のとき、学校の先生や親に迷惑をかけたこともあるけれど、自分のやりたいと思ったことをとことんチャレンジしてきたので、今は何も後悔していません。みんなは、今、自分がやりたいことを人に伝えたりするのが恥ずかしいなと思ったりする時期かもしれないけど、自分のやりたいことを、まずは考えて、伝えて、行動していってほしいと思います。みんなと同じようにやる必要はないです。世界中に自分は一人です。過去のことを変えることは出来ないけれど、未来のことは誰でも変えることが出来ます。自分自身を好きになり、自分を信じて行動していくことで、色んな方と出会い、経験を積み、道が開けると私は思っています。講演会を通して一番伝えたかったのは、自分自身を好きになって好きなことにどんどんチャレンジしてほしいということです。ミャンマーからも応援していますよ(笑)

IMG_3323

 

講演後、仲嶺さんのノートを見せて頂きました。ノートには、「やりたいことリスト」がびっしりと書かれていました。現在も、夢実現に向けて奮闘中の仲嶺友芽さんでした。これからも行動力のある仲嶺さんの活躍に目が離せません!

やりたいことリスト

関連ワード

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。