徒歩でクルマで楽しめる、おすすめ2コース!! 2/28まで「GoGo!浦添!時空巡りスタンプラリー」開催中
公開日 2025/12/26
「GoGo!浦添!時空巡りスタンプラリー」の楽しみ方を紹介しちゃいます。これから参加の人も、もう廻り始めている方も、ぜひ参考にして下さいね。


沖縄県浦添市の観光情報を発信しているうらそえナビです。
浦添市では市政施行55周年を記念して、2025年11月1日〜2026年2月28日まで「GoGo!浦添!時空巡りスタンプラリー 〜琉球王国の源流から未来へ〜」を絶賛開催中!

これは浦添市内の歴史・文化・自然・ショッピング・体験などが楽しめる合計27スポットを、スマホでスタンプを集めながら巡る周遊イベントです。この記事では、スタンプラリーの概要やモデルコースをご紹介します!
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【目次】 |
GoGo!浦添!時空巡りスタンプラリーとは

琉球王国誕生の礎を築いた「中山」の王都であった浦添市には、文化庁が認定する日本遺産(Japan Heritage)「琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な『琉球料理』と『泡盛』、そして『芸能』」のストーリーを構成する文化財が数多く存在。
そのほかにも“未来に残したい故郷の原風景・景勝地”として浦添市が選定した「浦添八景」をはじめ、琉球の歴史を語るうえで欠かせないさまざまな文化財が残されています。
2021年からは、こうした浦添市の魅力にもっと気軽に親しんでもらおうと、古琉球時代を舞台にしたショートアニメ「琉球タイムライン」が公開され、VTuber根間ういさんとのコラボも実現しました。
GoGo!浦添!時空巡りスタンプラリーは、歴史・文化・自然豊かな浦添市を実際に歩き、触れ、感じてほしいと企画されたイベント。浦添の過去・現在・未来をつなぐ時空の旅へ、さあ、出かけましょう!
[関連リンク]

スタンプラリーの遊び方

スタンプラリーへの参加はスマホのブラウザを利用して簡単なアンケートに答えればOK。アプリのインストールは必要ありません。
MAPが表示されたら行きたい場所をチェックしてGoGo!浦添! スタンプ2個で電子ステッカー、中間ゴール達成で浦添市オリジナルミニタオルがもらえる(先着500名限定)など、うれしい特典も用意されています。

【スタンプの取得方法】

※スタンプの取得方法はスポットによって異なるので下記をご参照ください。
① GPS(位置情報をON)
② GPS +クイズに答える(位置情報をON)
③ QRコード読み取り(カメラへのアクセスを許可)
④ 体験 or 買い物 or 見学後にQRコード読み取り(カメラへのアクセスを許可)
⑤ 当日買い物分のレシートを読み込み(カメラへのアクセスを許可)
スタンプラリーの詳細はスタンプラリー特設ページのQRコードまたはリンクから。注意事項やその他の特典ラインナップなどもご確認ください。
| スタンプラリー特設ページ | スタンプラリーへ参加!(スマホのみ) |
●スタンプラリーへ参加!(スマホからのみ参加可)
「でも、浦添市ってどこ?…土地勘ないし、27スポットをどう回ったらいいのかわからないし…」というあなたのために、まずは浦添市へのアクセス方法をご案内!
さらに中間ゴール達成を目指し、半日〜1日程度でスタンプラリーを満喫できるタイパ最強のおすすめモデルコースもご紹介します。
【おすすめモデルコース】
※下記のリンクタップでコース紹介にジャンプします↓

浦添市へのアクセス:ゆいレール&レンタカー利用ならコスパよし!

さあ、浦添市へいらっしゃいませ! 浦添市は沖縄本島南部と中部の境目にあり、那覇市の北側に隣接する市。那覇空港からクルマで約7〜14kmの道のりです(行き先によって異なる)。

GoGo!浦添!時空巡りスタンプラリーへの参加が目的なら、那覇方面からクルマやゆいレール(沖縄都市モノレール)を利用するのがおすすめ。
写真の「てだこ浦西駅」(下り線(てだこ浦西方面)の終点)には比較的リーズナブルな料金で利用できるパーク&ライド駐車場が隣接しています。

駐車場の屋上には、時間貸し可能なカーシェアステーションも併設されていました。モノレール&レンタカーを活用すればお得に浦添巡りが楽しめるはずです。
また、例年2月に行われる東京ヤクルトスワローズの春季キャンプ期間中は、てだこ浦西駅〜浦添カルチャーパーク駐車場(キャンプ地「ANA BALL PARK浦添 」近く)間を無料のシャトルバスが運行します。2026年2月も運行予定なので、キャンプ見学がてらスタンプラリーにも参加してみてください。
路線バスやゆいレール(沖縄都市モノレール)などの公共交通機関を利用して、市内のその他の場所に行きたい方は、下記のリンクもチェックしておくとよいでしょう。
おすすめコース①:ゆいレール(沖縄都市モノレール)&徒歩で巡る古の琉球コース
周遊時間の目安:半日程度
【スタート】
ゆいレール 経塚駅

那覇方面から下り線のモノレールで北上すると、終点「てだこ浦西駅」の2駅手前が「経塚駅」。おすすめコース①はこちらを起点に徒歩での移動になるので、脚力に自信がない方は、てだこ浦西駅まで行き、パーク&ライド駐車場のカーシェアを利用するのも一考です。

経塚駅を北側に向かうと見える前田トンネルに進みましょう。
【スタンプスポット1】
玉城朝薫(たまぐすくちょうくん)の墓(日本遺産)
スタンプ取得方法:GPS +クイズ

写真は前田トンネルを抜けてすぐ見える階段。ここを上がると玉城朝薫の墓が現れます(前田トンネルの上部に位置)。

玉城朝薫は琉球王国時代の18世紀、中国皇帝の使者「冊封使」をもてなすための踊奉行として、沖縄の伝統芸能「組踊(くみおどり)」を生みだしました。
現在、組踊は国の重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産に登録されており、スタンプラリーのスポットのひとつ「国立劇場おきなわ」で観劇することができます。玉城朝薫の墓は石積みの曲線などが特徴的な美しい墓です。
【スタンプスポット2】
JICA沖縄・OIC(おいしー)食堂(買い物・体験)
スタンプ取得方法:QRコード

本格的な散策の前に腹ごしらえはいかがでしょう。JICA(国際協力機構)沖縄の施設内にあるOIC食堂は「食べることから始めよう! 国際理解」をコンセプトに、エスニック料理を中心とした多彩な料理がたのしめるスポット。
営業時間や週替わりメニューなどの詳細は下記リンクから確認いただけます↓
●OIC食堂からのお知らせ
【スタンプスポット3】
浦添大公園南エントランス・管理事務所展示コーナー(文化施設)
スタンプ取得方法:QRコード



浦添大公園は史跡・自然・遊具ゾーンなどが揃う大型総合公園で、この後の散策の入り口となるのが南エントランスです。
赤瓦を擁した建物内には展示コーナー(見学無料)があり、アニメ「琉球タイムライン」のVR体験ができるほか、次に訪れる浦添グスクについての予備知識をつけるにも最適な場所です(月曜休館(祝日の場合は開館))。
【スタンプスポット4】
浦添城(うらそえぐすく)の前の碑(日本遺産)
スタンプ取得方法:GPS

浦添大公園南エントランス管理事務所の脇にある茶色い階段を上り、浦添大公園の歴史ゾーンへ。まずは浦添城の前の碑を目指します。
浦添城の前の碑は琉球王国第二尚氏王統・第7代国王の尚寧王(しょうねいおう)が、1597年に首里から浦添グスクまでの道を整備した際の竣工記念碑。
石碑の奥に見える「馬ヌイ石」も、首里から来たノロ(祝女・神女)が馬を乗り降りする際の踏み台だったと伝わる、れっきとした文化財です。ここからは遠くに首里城も見えます!
【スタンプスポット5】
浦添城跡(うらそえぐすくあと)(日本遺産・浦添八景)
スタンプ取得方法:GPS

公園内の案内板に従って進み、目指すのは浦添城跡。13世紀に中山の拠点として築かれた浦添グスクは、14世紀に高麗系瓦を冠した正殿を中心に大規模化しました。
王都が首里に移った後は、琉球王国第二尚氏王統・第3代国王 尚真王(しょうしんおう)の長男である尚維衡(しょういこう)の住居となりました(=浦添家)。
浦添市内を一望できるこの丘陵一帯は、沖縄戦の際に「前田高地」と呼ばれた激戦地。米軍はこの地を「ハクソー・リッジ」と呼んでいたそうで、2016年に公開された映画「ハクソー・リッジ」は、まさにこの前田高地で起きた実話をもとに製作されました。


浦添グスクでは現在も発掘調査が続いており、広大な敷地内には、復元された城壁や御嶽(うたき=拝所)をはじめ、さまざまな史跡や発掘の様子などを目にすることができます。
【スタンプスポット6】
浦添ようどれ(日本遺産・浦添八景)
スタンプ取得方法:GPS+クイズ

そして、なんといっても圧巻なのが次に訪れる浦添ようどれ。「ようどれ」とは沖縄の方言で「夕凪の刻」を意味しますが、転じて「墓」の意でも用いられる言葉。
浦添三王統のひとつ、英祖王統を築いた13世紀の「英祖王(えいそおう)」、そして琉球王国第二尚氏王統・第7代国王の「尚寧王(しょうねいおう/16〜17世紀)」の陵墓とされています。

自然の洞窟を利用して造営されており、墓室の中から発見された石厨子(いしずし=棺)は県指定文化財。壮大かつ、とても神聖な独特の空気感がある場所です。
16〜17世紀には首里(現在の那覇市首里)に王府があった琉球王国。国王であった尚寧王がなぜ浦添ようどれに葬られたのかには諸説あり、真相は謎に包まれたまま。
浦添ようどれも沖縄戦で甚大な被害を受けましたが、2005年4月に修復・復元工事が完了。その際に、この後訪れる浦添グスク・ようどれ館も開館しました。
【スタンプスポット7】
浦添グスク・ようどれ館(文化施設/景品引換所)
スタンプ取得方法:入館料支払い+QRコード読み取り

いよいよゴールも間近! 次に訪れたのは浦添グスク・ようどれ館です。ここはスタンプラリー中間ゴールの景品引換所にもなっているので、ぜひ見学後、浦添市オリジナルタオルをゲットしてくださいね(早い者勝ちですが…)。

浦添グスク・ようどれ館では浦添グスクや浦添ようどれの紹介映像が観られるほか、先ほど訪れた浦添ようどれの墓室内部を再現したレプリカも見学できます。
浦添大公園南エントランスで浦添の歴史を予習、浦添グスク・ようどれ館で復習すればバッチリ! ようどれ館は「NPO法人うらおそい歴史ガイド友の会」の事務局になっており、要予約でガイドツアーなども行っています。
入館料は大人(高校生以上)100円、毎週月曜と12/28〜1/3は休館です。
【スタンプスポット8】
仲間桶川(なかまふぃーじゃー)(文化財)
スタンプ取得方法:GPS

盛りだくさんで巡った古の琉球コースもラストスポット。ここからは浦添大公園を離れて、近くの仲間集落へ向かいます。
住宅街の中に突如現れるのが、仲間桶川。浦添市内でもっとも大きな井泉のひとつで、17世紀ごろの文献から、当時すでに集落の飲用水や生活用水として利用されていた様子が窺えます。
沖縄では井泉の清浄な水は「セジ(霊力)」を持つと言われ、信仰・祈りの場所として、今も大切にされています。
【ゴール】
ゆいレール 浦添前田駅

さて、浦添前田駅まで歩いて今回の散策は終了。全8スポットを巡りましたが、体力や時間に余裕のある方は「ワカリジー」「当山の石畳道」「浦添大公園展望台」など、浦添大公園内にあるスポットへ足を伸ばしてみてもいいかもしれません。
→【おすすめコース②】クルマで巡る西海岸絶景コース へすすむ
※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。


