嘉門貝塚
公開日 2013/01/01
米軍・牧港補給地区内(キャンプキンザー)の海岸近くの砂丘地につくられた、貝塚時代後期の集落跡です。一九八七年~八八年(昭和六十二~六十三)に、発掘調査が行われました。
この遺跡には住居址や作業場らしき跡、埋葬墓などがあり、土器・石器、貝製品、食料にしたイノシシ、ウミガメ、魚の骨や貝殻などが多量に出土しています。土器の中には弥生土器もあります。彼らは九州の弥生人と交易しており、交換用のイモガイやゴボウラなどの美しい貝を貯め置いた跡もいくつか見つかっています。
地図
嘉門貝塚
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