祝!フォーモストブルーシール株式会社 平成29年度知財功労賞「経済産業大臣表彰」受賞のお知らせ

公開日 2017/05/18

浦添市内事業者2年連続受賞の快挙!

フォーモストブルーシール株式会社(本社:沖縄県浦添市 代表取締役 水田正明)が、平成29年度知財功労賞(※)において、知的財産権制度活用優良企業(商標活用優良企業)として「経済産業大臣表彰」を受賞をされました。

県内企業の受賞は3件目、昨年のオリオンビール株式会社(本社:沖縄県浦添市 代表取締役 嘉手苅義男)に続いて2年連続浦添市内の事業者様受賞の快挙です。

おめでとうございます!

※「知財功労賞」とは、

経済産業省 特許庁が、毎年4月18日「発明の日」に、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として表彰を行っているもので、これらを「知財功労賞」と総称しています。

【経済産業省ホームページ】
https://www.jpo.go.jp/torikumi/hiroba/h29_tizai_kourou.htm

受賞のポイント

①2013年にブランドマークから「フォーモスト」の頭文字「f」を外して、地域でよく親しまれている名前の「ブルーシール」を強調したデザインへと一新した。国内外からの観光客へのアピールとして「ブルーシール」の名を使用した各種グッズを開発・製造・販売している。他企業とのコラボレーションなどにも取り組んでおり、2014年に沖縄県内の企業とブルーシールが監修して、温度を気にせず常温 で持ち運びができ、凍らせるとアイスクリームのような食感になる「ブルーシールクールクールプリン」を商品化する。

②知財に関する業務は、自社内で特許情報プラットフォーム(J-platpat)による先行調査を行い、その他の出願手続や権利取得後の更新管理、ライセンス契約手続については、特許事務所と連携しながら実施。

③アイスと相性の良い沖縄県産素材を生かした商品開発にも取り組み、「塩ちんすこう」や「紅イモ」などのアイスを商品化。2016年にオープンしたブルーシール「アイスパーク」は、県内初のアイスデコレーション体験が出来る施設として、観光 客の誘客効果にもつながり、地域活性化の一端を担っている。

水田社長にお聞きしました。

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Q.受賞のポイント①にある、ブランドマークを変更したときの経緯とその後の展開について教えてください。
A.2013年1月1日からロゴを変えたのは事実ですが、ロゴを変えるのが本来の目的ではありませんでした。2011年4月1日にブルーシールの社長になり、最初にやったのは、「ブルーシールはどういう会社であるべきか」ということを社員の人たちと話し合いました。いろいろな意見があり、1年かかりましたが、いつも沖縄のお客様を中心にブランドを置く考え方を纏めました。
世代を超えて沖縄の皆様に愛される「わったーアイス」を提供し続けることにより、沖縄のシンボル企業としてアイスを通し地域社会に貢献していく会社になるということです。

その証としてブランドマークを新しくしたのです。このブランドマークをみたら自分たちが目指すべきことが思い浮かぶようにね。そしてみんなの手でブルーシールブランドの価値を高めていこうと訴えました。

これで会社の方向性が定まったので、このプラットフォームに則った各種グッズの開発・製造・販売や他企業とのコラボレーションが出来、「ブルーシールクールクールプリン」が商品化されたりしました。

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Q.その他の活動としてはどのようなものがありますか?
A.2011年当時はまだまだ商標を含めた知的財産に対しての意識が低かったので、社内で担当の部署を作りました。そこで情報を先行調査して、出願手続や権利取得後の更新管理、ライセンス契約手続等行なうようにしました。
また、沖縄県民に愛されるために県産品を使用した商品を積極的に開発しました。
2016年には次世代の育成の一環でアイスパークをオープンしました。県内外のお客様を問わず好評いただいています。

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【アイスパーク公式サイト】http://icepark.blueseal.co.jp/

Q.これらの活動が観光客の誘客効果に繋がり、地域活性化の一端を担ったという点も評価されているのですね。

A.そうですね。浦添には文化芸能のすばらしい観光コンテンツが多数あります。また港川ステイツサイドタウンのような新しい観光スポットもできました。ブルーシールも浦添のランドマークとして認知頂ける様に、これからもお客様に楽しさを提供し続けていきたいと考えます。

 

 

 

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