世界チャンピオンの素顔を見た。比嘉大吾選手、浦添に凱旋!

公開日 2017/06/27

比嘉大吾

名前 比嘉 大吾(ひが だいご)
プロフィール

1995年8月9日生まれ。浦添市出身。父親が少年野球のコーチだったため、小学校、中学校時代は熱血野球少年だった。甲子園出場を目指して高校でも野球を続けるつもりだったが、2011年2月11日、プロボクシングのテレビ中継戦で、試合が早く終わったため放映された、元WBA世界ライトフライ級チャンピオンの具志堅用高選手の過去の名勝負映像を見て、「ボクシングをやろう」と決心した。父親から元プロボクサーで沖縄県立宮古工業高等学校ボクシング部監督の知念健次氏を紹介され、ボクシングを始めることになった。高校では「攻める」スタイルを伝授されたという。2014年1月20日に白井・具志堅ジムへ入門。2015年7月にはWBCフライ級ユース王座を獲得し、2度の防衛に成功。2016年7月には、OPBFフライ級王座を獲得。そして、2017年5月20日(土)に開催された「WBC世界フライ級タイトルマッチ」で6回TKO勝利し、世界王者となった。

出身校 浦添市立宮城小学校・仲西中学校・沖縄県立宮古工業高等学校
所属ジム 白井・具志堅ジム

プロデビューから13戦KO勝利。WBC世界フライ級チャンピオンに!「素朴で明るい、イケメンチャンプ」誕生

2017年5月20日(土)に開催された「WBC世界フライ級タイトルマッチ」で13戦KO勝利し、世界王者となった浦添市出身の比嘉大吾選手。その功績が認められ、6月9日(金)に浦添市から市民栄誉賞を授与されました。うらそえナビでは、浦添市役所で行われた授与式の模様を取材しました。素顔の比嘉選手の印象はずばり「素朴で明るい、イケメンチャンプ」!

比嘉具志堅

浦添市民栄誉賞授与式には、比嘉選手が所属する白井・具志堅ジムの具志堅用高会長も出席しました。「タレントではなく、元世界チャンピオンの具志堅です。」と、世界チャンピンオンを誕生させたジムの会長としてのあいさつがありました。そうは言っても「カンムリワシ」と呼ばれた元WBA世界ライトフライ級チャンピオン具志堅用高選手を知らない人はいないのでは?現役時代から変わらない、大らかさが伝わって来ました。お二人ともいい笑顔ですね。

002

003

また、松本哲治浦添市長の激励の言葉に、感極まったのか、比嘉選手の目元がウルウルする場面も? こういう素直な気持ちがあるから、厳しい練習や減量等に耐え抜き、目標に向かって進めるのだろうとチャンピオンの強さの秘訣を垣間見ることができました。とにかく、比嘉選手の表情がいいんです!!

004

ミット打ち披露では、現役バリバリのスピーディーなパンチの連打、連打!ミットを握るのは、海外で行われた比嘉選手の試合を見て「彼は世界を取れる。」と感じたという野木トレーナー。熱い想いも伝わってきます。

IMG_3422

006

市長室

最後に、比嘉大吾選手への一言インタビューをお願いしましたよ~

Q.ボクシングを始めたきっかけは?
A.僕は小・中と野球をやっていて、甲子園を目指し、このまま野球を続けていく気でいました。中学生のある日、テレビ放送で現役チャンピオン時代の具志堅会長が強豪選手を相手を次々に倒していくシーンを見て感動し、「ボクシングやろう」と決めました。それが、ボクシングを始めたキッカケです。

Q.ファッションについてのこだわりは?
A.ボクシングというハードなスポーツしているので、服を買う時は、楽で動きやすいものを選んでいます。

Q.後輩に向けてのメッセージ
A.僕はチャンピオンになると決意し高校時代からボクシングを始め、今年、夢を叶えて世界チャンピオンになれました。後輩のみなさんも高校生になった頃には、将来何になりたい・何をしたいかを改めて考えてみてください。すぐに答えは出ないかもしれませんが、常に人生の目標を持つことを忘れずに。

Q.今後の夢を教えてください。
A.沖縄、日本のプロボクシング代表選手として、世界から注目されるスーパースターになりたいです。
 

市長室02

比嘉選手にお会いでき、素朴で明るい人柄に触れることができ、チャンピオンパワーをいただきました。ありがとうございました~^^ これからのご活躍を心より応援しています。

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。