GWは浦添市美術館へGO!!!!

公開日 2014年04月30日 16時09分

GWは、浦添市美術館へ行こう!!!!

 

日本屈指の漆芸!あの浮世絵師・葛飾北斎が描いた琉球の名所八景もあります!

会 期: 4月29日(火・祝)~5月11日(日)

 

●特別公開  葛飾北斎作 琉球八景展

「琉球八景」とは、江戸時代の日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎が描いた琉球の名所八景の浮世絵です。北斎自身は琉球にきたことはなく、琉球にやって来た中国の使節(冊封使)の記した書物『琉球国志略』を参考に、この作品を制作したと言われています。そのため、「琉球八景」の中には本来は沖縄にない赤富士や、雪の積もった情景などが描き込まれているものがあります。琉球・中国・日本の関係を示す貴重な作品です。この機会にぜひご鑑賞ください。

 

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粂村竹籬(くめむらちくり)

現在の那覇市久米付近にあった中国人系住人の集落、久米村が描かれている。久米村の人々は琉球王府の中で様々な専門職として活躍した。タイトルの竹籬とは、竹の垣根のこと。

 

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龍洞松濤(りゅうどうしょうとう)

奥武山にかつてあったといわれる龍洞寺が描かれている。雪景色になっているのは北斎の創作。

 

●平成25年度 新収蔵品展

浦添市美術館で平成25年度に新たに収集した作品を展示します。琉球王朝時代のきらびやかな漆器、近代沖縄のモダンな漆器などが並びます。特に漆文化の広がりを感じる東南アジアの楽器7点や、当館の紅房コレクションにもないデザインの紅房制作の漆器などが見所です。琉球八景と合わせて是非ご鑑賞ください。

 

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朱漆龍舟堆錦大盆

堆錦は琉球漆器の特色ある技法で、漆と顔料を混ぜたものをシートのように加工してそれを切り取り、貼り付ける技法。芭蕉と龍舟という組み合わせは珍しい図柄で、舟の帆や旗の色を細かく変えている部分や龍の鱗の細かさに高い技術が伺える。

 

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三 線

ベトナム制作とされる三線。制作年不明。ベトナムの漆芸では、貝を薄く加工して貼り付ける螺鈿技法がよくもちいられる。この三線にも繊細な螺鈿が施され、透漆によって全体が艶やかに光っています。

 

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朱漆楼閣人物箔絵湯庫(しゅうるしろうかくじんぶつはくえたーくー)

「湯庫(タークー)」とは、現代の魔法瓶のような機能を持った琉球独特の漆芸品。この作品のように上段に食べ物をいれるスペースが設けられた形状のものはとても珍しく、漆芸専門の美術館である当館の所蔵品にも前例がない。

 

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「浦添市美術館」

【開館時間】9:30分~17:00(入館は16:30分まで)

※金曜日は19:00時まで(入館は18:30まで)

【観覧料】無料(一部有料あり) 【TEL】098-879-3219