浦添大公園
公開日 2015/05/27
浦添大公園で一番人気のローラースライダーや、ふれあい広場ゾーンのその他の遊具、憩いの広場ゾーンの遊具でお楽しみください。
遊具充実、眺め抜群!定期イベントも開催
浦添観光主役級!?の憩いの場
国道330号(通称・浦添バイパス)を走っていると、伊祖トンネルのすぐ北側に、丘の斜面をはうように設置された巨大ローラースライダーがどどーん!と目に飛び込んでくる。一度見てしまったら最後、子どもならずとも「エ、何あれ、行ってみたい」とチムドンドン(胸がドキドキ)すること間違いなし。そう、ここが今回ご紹介する浦添大公園。大人も子どもも、年配者もカップルも、もちろんボッチの君だって十分に楽しめる、浦添市民のオアシスだ。
公園は東西に細長く、総面積は37.4ヘクタール。どれくらいの広さなのかピンとこなくても、「歩いて回るのはおよしなさい」ということが分かればよい。幸い園内はテーマ別に3つのゾーンに分かれており、それぞれのゾーンには大型駐車場が備わっているので、目的の場所まで車でアクセスできる。
先ほどのローラースライダーのある場所は「ふれあい広場ゾーン」。他にも滑り台などの遊具が充実しており、週末になると多くのファミリー客でにぎわう。遊具の周りはクッション性のあるラバー敷きになっているので、転んでもイタくない!幼児にやさしいのはもちろん、体力の衰えを隠せないパパママにとってもうれしい心遣いだ。
入口にある公園管理事務所のすぐ裏側には、パーラーや自動販売機、お手洗いを完備。また至る所にベンチやあずまやが設置されており、真夏の炎天下でも安心して利用できる。
ローラースライダーの入口を通り越し、さらに上へ上へと上っていくと、標高130メートルの高所からぐるり360度のナイスビュー!が楽しめる展望台がある。眼下に浦添市や宜野湾市の市街地が広がり、その先には東シナ海を一望。地元ではよく知られた眺望スポットとして、昼夜を問わず多くの人が訪れる。
展望台1階には人気の沖縄そば店「いしぐふー」(お店の詳細はこちら)がある。また遊具のあるエリアからわざわざ階段を上ってこなくても、展望広場には専用駐車場があるので、眺めを楽しむだけなら直接アクセスしてもいいだろう。
園内にはここまで紹介した「ふれあい広場ゾーン」の他にも、世界遺産追加登録候補(!)の浦添城跡がある「歴史学習ゾーン」と、緑豊かな敷地内に広場や遊歩道が点在する「憩いの広場ゾーン」があるのだから、本気で遊びつくそうと思ったら、一日あっても足りないくらい。上の写真は「歴史学習ゾーン」にある、琉球王国建国の立役者・英祖王と尚寧王の陵墓「浦添ようどれ」。下は「憩いの広場ゾーン」、牧港川沿いにある浦添市指定文化財の散策路「当山の石畳道」だ。
●「浦添城跡」・「浦添ようどれ」の詳細はこちらから
●「当山の石畳」の詳細はこちらから
浦添大公園の魅力はもう一つ、ほぼ毎月開催されているオリジナルイベントも要チェックだ。この日行なわれていたのは、昆虫切り折り紙作家・吉嶺裕司さんによる出張講座。会場内は追加のテーブルを用意するほど、多くの参加者で大にぎわい。製作の様子は下記の動画でも公開されている。
2015年度は今後、昆虫標本作りや星空観察会などが予定されている。イベントの詳細は浦添市のホームページでも随時更新されているので、興味のある人はぜひ一度チェックしてみよう。なお今回のように屋内でのイベントは「歴史学習ゾーン」にある「南エントランス管理事務所」で、屋外の催しは3ゾーンいずれかの広場で行なわれる。
●公園でのイベント情報はこちら
今回取材して改めて感じたのは、自然が豊かで設備も充実、眺めはいいし、歴史的な見どころはあるし、地元民・観光客を問わずファミリーで過ごすには最適なスポットであること。全国のパパママから「なんで今までもっとPRしてくれなかったの~?」と苦情が殺到することは必至だろう。また毎年2月に東京ヤクルトスワローズがキャンプを行なう浦添市民球場のすぐ近くにあるので、キャンプ見学のついでに立ち寄ってみるのもいいかもしれない。ともあれ浦添観光の主役になるポテンシャルを秘めた、必見のスポットだ。
DATA
施設名
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浦添大公園(うらそえだいこうえん)
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問い合わせ先
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098-873-0700
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住所
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沖縄県浦添市伊祖115-1
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定休日
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なし
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営業時間
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開園時間9:00~21:00
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駐車場
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250台 |
Webサイト
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ホームページ |
その他
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イベント詳細は浦添市ホームページで
ホームページ |
地図
浦添大公園
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