都会の中のオアシス。
手作りガーデンで癒やしのひと時を。

人気のショッピングモール、バークレーズコートのすぐ近くに「Jガーデン2754（フナコシ）」はあります。もともと浦添市西原・当山地区の「ハッピーオープンガーデン」という地域をあげてのイベント（庭いじり好きな方々のお庭お披露目会）で、人気が高かったこちらのお庭。オーナーの富名腰義永さんの奥様の美笑子さんが、このイベントで振る舞ったこだわりのコーヒーやデザートが好評だったため、平成27年5月4日（2754のゴロ合わせです！）から、週に3日間、カフェとしてオープンすることにしたそうです！ではさっそく、自慢のお庭を拝見させていただきましょう!!

ガーデン入り口には斑（ふ）入りの白いブーゲンビリアが咲きほこり、アーチでは、紫色のベンガルヤハズカズラの可愛らしい花が迎えてくれました。

そして外せないのが、Ｊガーデン2754のシンボルツリーである「百日紅（サルスベリ）」。百日紅という漢字の通り、夏の間100日ほどきれいなピンクの花をつけてくれるそうです。この時期、花は咲いていませんでしたが存在感バッチリです。訪れる季節ごとにいろんな花が眺められるのも、こちらを訪れる楽しみですね。

100坪あまりの庭は丁寧に手入れされていて、義永さんの情熱が伝わってきます。なんでもベンチやテーブル、小さな植え込みに至るまで、庭にあるものすべて義永さんの作品なのだとか。この時期はキンギョソウ、ストック、カルフォルニアポピー、アリッサム、シャスタ―デージーなどの可愛い花たちが迎えてくれました。花に囲まれながら、都会のオアシスでまったりするなんて!! はぁ～贅沢ですよね～。

ガーデンの雰囲気にぴったりの小屋があります。旅行好きだという義永さんはアメリカやカナダに年に1、2度行くそうで、これはカナダの山小屋をイメージして義永さんが手作りしたのだそう。

お邪魔しまーす!! と一歩中に入るとそこは…!? まったくの別世界でした。何て言うか日本じゃない!! 棚やテーブルなど、インテリアもすべて手作りというから、まさに驚きの一言です。

暖炉もある! ワインセラーも!! ウハウハしながら、義永さんがうちにもいて欲しい…とか考えちゃいました。

ドイツに住む美笑子さんの姉の旦那様より贈られたという木彫りのレリーフも素敵。小物などは、常連さんが義永さんの小屋においてほしいと持ってきてくれるそう。ランプは油ランプを義永マジックで電球ランプに変えたそうです。うん。この小屋にはランプが似合うー! 優しい光に包まれた空間がステキです。

美笑子さんこだわりのコーヒーは、注文が入ってから豆を挽き、ハンドドリップで淹れる手間をかけた一品です。コーヒーの香りがふんわりとひろがるのもこの小屋に似合いすぎです!!

地元浦添のパン屋さん、アルペンローゼのパンを使った「サンドイッチセット ドリンク付き（700円）」はベーコン、トマト、レタス、チーズにアボガドとシーチキンの特製ソースをプラスして、まろやかな風味に。コーヒーとの相性も抜群です。日替わりのデザートも美笑子さんの手作り。この日はニンジンとリンゴのゼリーでした。

「ケーキセット ドリンク付き（600円）」。日替わりのケーキは桑の葉のシフォンケーキ、ベイクドチーズケーキ、ニンジンとリンゴのゼリーでした。自家製のベリーソースの甘酸っぱさがいいアクセントになってます!!

「ぜんざい」は豆にこだわった黒糖味。ふわふわの氷を作るため、かき氷機の歯のメンテナンスにも気を使っているそうです。人気のぜんざいは木曜日から楽しめますが、土曜日まで残らないそうなので、木曜、金曜あたりに行くのがオススメです。

義永さんと美笑子さんとマンチカンのユキちゃん。他にもココアちゃんというトイプードルが迎えてくれます。「Ｊガーデン」のＪは、義永さんがアメリカを訪問した際に自己紹介したら、「ギエイ」という発音が苦手なアメリカ人に「ゲイ」と間違われたことが発端(!?)。以来、愛称を「ジェイ」と名乗るようになったそうです。そんな義永さんと美笑子さん、そしてジェイ（義永）さんのガーデンに癒やされに、ゆっくりと訪れてほしい1軒です。

DATA

店名	Ｊガーデン2754 （ジェイガーデンフナコシ）
問い合わせ先	098-878-4694
住所	沖縄県浦添市当山2-28-5
営業時間	10:00～18:00
定休日	日曜～水曜
駐車場	4台
平均予算	700円
支払い	・クレジットカード：不可 ・電子マネー：不可