手織りのシルクブランド「うらそえ織」の魅力に迫る

公開日 2014/09/18

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機織り機がズラリと並ぶ織り子さんの工房に潜入

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浦添市特産の地域ブランドとして、じわじわと人気拡大中の「うらそえ織」。手引きの糸を使ったやさしい風合いと、シルク特有の光沢と軽さを生かした地産の絹織物製品です。2008年度からは「てだこレディ」の制服にも採用されていますね。現在は浦添市伊奈武瀬(いなんせ)にある「養蚕絹織物施設サン・シルク」2階に拠点を構え、総勢11名の織り子さんが働いています。

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うらそえ織協同組合等設立準備会の親富祖幸子さんに案内してもらい、さっそく2階の作業場へ。フロア全体に機織り機がズラリと並び、トントン、トントンと機を織る規則正しい音が聞こえてきます。「最大30名まで織子を増やせるだけの設備を整えています」と親富祖さん。機織りの他にも、初めて見る器具や作業風景に興味津々です。

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繭から糸を引いた状態はこんな感じ。きれいな一本の糸を引くまでには、「ちょ糸」と呼ばれる絡み合った節の多い糸が出てきます。またうらそえ織では機械引きではなく、手引きの糸を使用ており、「糸を巻き取る過程で空気が一緒に含まれるので、ふんわりとした質感に仕上がるんですよ」とのことです。

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左側の3束の糸が手引きの糸。そして糸を染色するときは、身近な植物を利用します。無染色の糸(左写真)との比較はご覧の通り。右からマンゴー、フクギ、月桃、カジュマルです。普段目にする草木の色とはだいぶ異なりますね。これらの植物を集めてくるのも織り子さんの仕事です。

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これは座繰り(ざぐり)機。糊(のり)の付いた糸を木枠に巻いて、たて糸の長さと順番を整える「整経(せいけい)」と呼ばれる作業の準備をしています。

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糸の下準備が整ったら、ようやく織りを開始。長さをそろえたたて糸をぴんと張り、そこによこ糸を繰り返し差し込んで織り上げます。うらそえ織は分業制ではなく、一製品一担当者制。企画・デザインに始まり、製糸、糸染め、機織り、仕上げまで、織り子さん一人ですべての工程をこなしています。

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施設1階はうらそえ織の専門ショップ。ウエアやバッグ、小物類を多数販売しています。あの桑の葉を食べて育った蚕の繭から糸を紡ぎ、こうして立派な製品になったと思うと、とても感慨深いですね。

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写真上から、かりゆしウエア3万6000円、名刺入れ5000円、マース入れ500円。ショップでは、そのほかにも、女性用のウェアやストール、ネクタイやバッグなど、ふだん使いできる商品がいろいろ展示されています。ちなみにこちらでは、予約制でコースターやしおりの織り体験もできるので、旅の思い出としても、ぜひ訪れてみてくださいね。

てだこレディがコースター織にチャレンジ

http://www.urasoenavi.jp/tokushu/2014071700064/


 

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DATA

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施設
うらそえ織 協同組合等設立準備会
住所
浦添市伊奈武瀬1-7-2 浦添市養蚕絹織物施設 サン・シルク2階
お問い合わせ

098-988-4459

営業時間
10時〜17時(見学随時OK)
定休日
月曜
Webサイト

※この記事はに作成されました。公開時点から変更になっている場合がありますのでご了承ください。

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