Boulangerie a tete(ブーランジェリー ア・テット)
公開日 2013/03/07
本物志向の職人が作る風味豊かな世界のパン
浦添市伊祖のパイプライン沿いにある、オレンジ色の外観が目を引くパン屋さん。オープンキッチンでスタッフが忙しく立ち働く店内には、フランス・イギリス・ドイツ・イタリア・日本など、各国の旗をかかげたパンがお行儀よく並び、小麦粉の焼ける何とも幸せな香りが漂っている。こちらのオーナーは、有名調理師専門学校での講師や、2000年の九州・沖縄サミットの宮中晩餐会で製パン部門のチーフも勤めた経歴の持ち主。「もともと、パン職人を目指したのは、パン屋さんをやりたかったから。紆余曲折ありましたが、長年の夢がかなって、2011年に、自身の生まれ故郷である沖縄にお店をオープンしたんですよ」と話す。
ヨーロッパのパンをメインに、さまざまな国のパン作りを教えていただけあり、7種の生地を使い分けるパンの数は、70~100種類ほど。生地改良剤やトランス脂肪酸の多いマーガリンなどは一切使用しない徹底した本物志向に、その技術の高さを伺わせる。バゲットやデニッシュなどの本格派から、メロンパンや調理パンまで、どれも食欲をそそる個性的なきらめきの品が勢ぞろい。迷い箸ならぬ、迷いトングで、ショーケースを物色してみることに。
やはり味わってみたい『カンパーニュ バケット』(250円)は、ライ麦でおこす「ルヴァン」という醗酵種を使い、6時間かけて作られる。外はパリッと中はしっとりとした風味豊かな味わいにニンマリ。クロワッサン生地で渦巻き模様に仕上げた『田芋のピティビエ』(200円)は、ヨーロッパの味と沖縄の名産品がステキにコラボした品。クッキー生地のタルトの中にココナッツクリームの風味が香る『ココナツタルト』(230円)も、南国らしいオリジナルなお味。黒糖を使ったパンなどもあり、まだまだ、食べてみたいものが多々だが、また、次回、この店を訪れる楽しみにとっておくとしよう。
店舗情報
基本情報
店名
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Boulangerie a tete(ブーランジェリー ア・テット)
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概要
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有名調理士専門学校の講師経験や、沖縄サミットの宮中晩餐会では製パンチーフも努めたオーナーが営むパン屋。改良剤や添加物、マーガリンなどを使用しないこだわりの品は、常時70〜100種類ほど。
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営業時間
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9:30〜21:00(売切れ次第終了)9:30 |
定休日
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月・火曜
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支払方法
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・クレジットカード:不可
・電子マネー:不可
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平均予算
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600円〜 |
アクセス情報
電話番号
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098-988-8576 |
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Webサイト
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駐車場
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2台
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その他
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住所
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沖縄県浦添市伊祖2-30-11
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地図
Boulangerie a tete(ブーランジェリー ア・テット)

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