浦添市美術館、浦添市図書館などのある浦添市カルチャーパーク周辺にも、人気の店が多く存在する。このモンプチブーランジュリーもそんなお店のひとつ。手作り感漂う店内は絵本が多く飾られていて、童話の中にのような世界感。アンティーク感たっぷりな棚などにも、まるでインテリアのようにパンもディスプレイされていたりする。

焼き立てが並ぶパンは菓子パンがメイン。ひとつひとつが丁寧に作られていて、味もしっかりしている。このときのチョイスは、写真手前左から右へ、ほんのりとした甘さが口に広がる「カメジロウ」(メロンパン)、甘い餡が特長の「田イモ」、サクッとした食感の「スコーン」、柔らかい生地に辛めのスパイシーなカレーを包んだ「チキンカレーパン」。

様々なタイプのパンが並ぶので、食事にもおやつにも様々にチョイスできるのが嬉しい。

店内に絵本がたくさん飾ってあったり、ウサギやカメなど可愛いカタチのパンが多かったりと、お子さん連れが多いというのも頷ける。午前中は総菜系のパンが多く、14時過ぎくらいが一番多く並んでいるとのこと。「食べた人が笑顔になってくれるパン作りを目指しています」という店主の言葉通り、食べたあとについつい顔がほころんでしまう、そんな味わい深いパンであった。