学園通りの中ほど、ココストアを少し入ったところにある「炭火焼鳥 とりひろ」は、地元の人はもちろんのこと、キャンプシーズンにはプロ野球選手も多く訪れるほど人気の焼き鳥の店。店内は入ってすぐに手前にカウンターがあり、奥の方に座敷席が用意されている。壁にはここを訪れた野球選手のサインや写真がズラリ。大将も興南高校野球部OBなので、興南高校が優勝したときのレアグッズなども。

鶏が中心のメニューの中でも、人気の串焼きは35種類以上(1本250円～)。丁寧な下ごしらえに、開店以来15年間ずっと継ぎ足してきた秘伝のタレと炭火で焼くので、表面はパリッと、中はジューシーに仕上がっている。鶏は地元沖縄を盛り上げる意味もあって県産鶏をメインに九州の地鶏なども使用。しかも大将のこだわりで冷凍は使わずに生の鶏肉だけ。コストはかかるが15年間値段はそのままという心意気が嬉しい。また自家製コロッケやソーミンチャンプルー、豆腐ステーキなどもファンが多く、家族連れで夕飯を食べに来る人も多いそうだ。

沖縄を愛する大将が出すビールはもちろんオリオンビール。泡盛も数銘柄あるほか、「とりひろオリジナル飲み切り2合ボトル」もオススメ。やはり人気の席は気さくな人柄の大将と会話が出来るカウンター。「“美味しかった”より“楽しかった”と言われる方が嬉しい」という言葉通り、美味しい料理と美味しいお酒、そして楽しい会話で日頃のストレスも一気に吹き飛ぶはずだ。