浦添の魅力がぎゅっと詰まった市民によるイベント「てだこまつり」へ!
公開日 2016/08/08
いよいよ夏ムード全開を迎えた2016年7月の沖縄。今年も浦添市が誇るアツ~いイベント「第39回 浦添てだこまつり」が開催されました!7月22日(金)〜24日(日)にかけて行われたこの一大イベントに、うらそえナビスタッフも出かけてきましたよ~。浦添運動公園に用意された特設ステージには、たくさんの市民やゲストの技と想いが大集結!浦添ならではの文化と歴史がぎゅ~っと詰まった目玉イベント「浦添三大王統まつり」をはじめ、観光の方にもぜひオススメしたい「てだこまつり」の見どころをご紹介していきます!
ステージイベントが
いよいよスタート♪
お天気にもめぐまれ、やわらかな風が広々とした会場をなでる夕方、いよいよステージイベントのはじまりです。舞台の上には「O★B★P オキナワ美少女プロジェクト」や「おきこクローバーZ」などのアイドル勢が登場!元気いっぱいにまつりを盛り上げます。
この日の司会は、浦添出身の名司会コンビとしてお馴染みの、かでかるさとしさん(真ん中)と當銘直美さん(左)。今年も息の合った掛け合いで、ステージを楽しくすすめてくれましたよ。翌日24日の司会を務めた山田美南海さん(左)も会場にいらしてたので、みんなで一緒にパチリ。かでかるさんの目ヂカラが、ス・スゴいです。
続いて、ステージ上で行われたのは「てだこ火」の点火式です。浦添城を築いたとされる英祖王生誕の地「伊祖城跡」で点火され、リレーで運ばれてきた聖火が、いよいよ会場へ。聖火リレーの走者をつとめてくれたのは、8月に韓国で開催される世界少年野球大会のメンバーに選ばれた浦添ボーイズの真座勇気君(中学3年生)と、伊祖子ども会のみなさんです。
松本哲治市長へと渡った「てだこ火」が、浦添市を拠点に活躍中のハンドボールチーム・琉球コラソンの名嘉真吾選手、伊計勇太選手、石川出選手へと継がれます。
いよいよ会場の聖火台に点火!昨年に引き続き、好評をはくしていた選手たちのダンスは「PERFECT HUMAN」でした~!会場も沸いていましたよ。それにしても、選手のみなさん、かなりのイケメン揃いです♪
続いて松本哲治浦添市長より開会宣言です。「体育館やてだこホール、明日のハーリーなど、様々な場所で盛大に開催されるおまつりを、すみからすみまでご堪能ください」とのメッセージが。赤のハッピ姿で、市長も気合が入っていました。また、姉妹都市の愛知県蒲郡市から遠路はるばる、稲葉市長もいらしてましたよ。
てだこレディ交代式
2016年度てだこレディのお披露目
さあさ、お待ちかね!続いては浦添市の“華”、今年度のてだこレディの発表です。2015年度てだこレディから、新たに誕生した2016年度のてだこレディへ、たすきが渡されました。新てだこレディ3名の初仕事は、このまつりで役割を終えた2015年度のてだこレディへの花束贈呈。その後、各レディから会場のみなさまへ挨拶がありました。
ホワイトリリーの喜屋武由梨さん。本番前に「笑顔を忘れずに、みなさんに顔と名前を覚えてもらえるように舞台に挑みます」と話してくれた由梨さん。舞台挨拶では「私の“ゆり”という名前と、ホワイトリリーのご縁を感じます」と素敵な笑顔で話していましたよ。
ゴールデンカップの池宮愛華さん。登壇前は「緊張してますが、頑張ります!かんじゃうかも~」と話していた愛華さんですが、「浦添少年少女合唱団をしていた私自身の経験も踏まえ、子どもたちの活躍を伝えていきたいです」と、しっかり想いを話すことができました!
サンフラワーの渡辺可南子さん。「3日間のてだこまつりを楽しみながら仕事をおぼえたいです」と話していた可南子さんは、とても落ち着いた雰囲気で「はいさーい、ぐすーよ…」と、ウチナーグチの挨拶を見事に披露!ご自身の言葉通り、楽しそうに挨拶していました。
この日、最後の役目を終えた2015年度のてだこレディのみなさん、お疲れ様でした!「この1年、貴重な体験をさせていただきました」と話すホワイトリリーの奥平志歩さん。「当初より成長することができました。身に着けたことを実生活でも活かしたいです」と、サンフラワーの仲宗根芽衣さん。「プレッシャーもありましたが、周りの方々に支えられレディ3名でここまでできて嬉しいです」と話してくれたゴールデンカップの金城優希さん。この1年、うらそえナビでも大変お世話になりました!なんだかとっても寂しいうらそえナビスタッフですが、みなさん、ありがとうございました~。
そして、新しいてだこレディのみなさん、一年間がんばってください~。今年度もみなさんからの浦添の魅力発信に期待していますよ~。ちなみにうらそえナビでは今後、新てだこレディの3名のインタビューも予定していますので、本サイトをご愛読いただきているみなさまもお楽しみに!
次いでゲストライブのトリ、「5th Elements」のお二人が登場!美しいハーモニーで会場を包んでくれました。
ラストの曲では、客席から素敵なダンスとともに3人目のメンバー?が登場する微笑ましい一幕も。メンバー二人もちょっと驚きを見せつつ仲良さげ。「一体、誰!?!?」と気になりながらステージを楽しんでいたのですが、 A-RA(アーラ)さんから「わったー母ちゃんでしたー」と最後に種明かしが!なんと、まぁ〜ノリがよくって素敵なお母さまっ!あっというまにファンになってしまい、お母さまの決めポーズもちゃっかり撮らせていただきました!
大スペクタクル演舞!
浦添三大王統まつり
ステージでのライブが終了すると、演舞広場では浦添市民総勢700人が参加する「浦添三大王統まつり」がいよいよスタート。浦添三大王統まつりは、地元浦添を拠点に活動する琉球和太鼓集団「鼓衆(ちぢんしゅう)」の演奏にのせて、古琉球の浦添で誕生したと言われる3人の王の時代を、壮大な演舞で表現するてだこまつりのメインイベントです。ステージもぐーんと広がり、壮大なナレーションとともに、いにしえの琉球へと時間が巻き戻っていくようです。オープニングは鼓衆若太陽(わかてぃーだ)をはじめ、そうそうたるメンバーが一堂に会する「百人太鼓」。
ステージからも太陽風オーケストラ、與那覇歩さんら豪華ゲストが、演奏や歌で演舞を盛り上げます。
百人太皷に続いて、まずは古琉球の「戦乱の時代」を表現。迫力ある空手演舞は、浦添高校空手部のみなさんによるものです。
鼓衆若太陽と創作劇団レキオスによるエイサーガーエー(勝負)は、迫真のパフォーマンス!
広場には天行健中国武術館の面々が登場。静と動で魅せる技の数々が、とにかくカッコいい!!思わず見入ってしまいました。このシーンでは戦乱の世が終息を迎え、中国との交流が栄えた華やかな時代を表現しています。
劉衛流空手・豊見城あずさ龍鳳館のメンバーによる空手演舞。キレのある動きで型を披露していました。
伊祖旗頭保存会と西原旗頭保存会による旗頭。夜空に浮かび上がる旗頭がダイナミック!
龍神伝説と鼓衆若太鼓の獅子舞による、「竜虎の舞」。会場の子どもたちはビビりながらも見入っていました。
続いて王様行列の御成~り~!見目麗しい王女は吉本興業の宮川たま子さん。王様には沖縄よしもとよりウリズン桜の仲宗根俊介さん。どちらも浦添市出身なんですよ~。
出演者全員によるクライマックス! いやー、浦添の歴史と文化がぎゅ~~~っと詰め込まれた、バラエティ豊かで見ごたえ抜群の演技でした。
そしてまつりのラストを飾るのは美しい花火!今年は市制施行45周年ということもあり、例年よりも多くの花火が打ち上げられました!
以上、てだこまつりのレポートをお伝えしました!様々な分野で活躍している浦添出身の方々に加え、2016年もたくさんの地域住民の技と想いで作りあげた「第39回 浦添てだこまつり」。みなさん、いかがでしたか? 来年はこのまつりも40回の節目を迎え、関係者の意気込みもすでに今まで以上だとか!? 浦添の魅力がたっぷり詰まった一大イベント、2017年もぜひお楽しみに~!
〜第39回 浦添てだこまつり〜 スナップ集
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