県道330号線と38号線が交差する大平インターからすぐのラーメン店。沖縄にラーメンブームが到来する以前の2005年にオープンし、ラーメン通の間で確固たる人気を誇る名店。沖縄で開催されるラーメン好きのためのスタンプラリー「らぁ麺ふぇすた!!」でもお馴染みの1軒である。店内には座敷席もあり、週末は通しで営業しているので、女性やファミリーの利用も多い。

沖縄で育ったオーナーが、完全オリジナルで編み出したスープは、アゴでとる魚介スープと豚・鶏スープのダブルブレンド。「ありきたりな言い方だけど、あっさりコクがあるダシです」と、沖縄の暑さの中でもおいしく食べられる味を目指す。スープに合わせる麺は、特注で作ってもらう中太ストレート。するりと入ってくるが、食べごたえも十分だ。

メニューは、醤油系と味噌系がそれぞれ3種。スープのうま味をダイレクトに味わえるものから、背脂入りのこってり系までそろう。『辛胡麻味噌』は、自慢の自家製ラー油と芝朝醤(チーマージャン)の香りが抜群。「自分が辛いものが苦手なので、辛さは控えめにしてあります」と、あっさり目のスープに豊かな風味をプラスした仕上がりになっている。「ちなみに、うちは別名『チャーハンと餃子の店』と言われてるんですよ…」と、サイドメニューも評判。ランチタイムには、好きなラーメンにプラス料金で、半チャーハンと餃子2個がつけられるセットもがっつり派に人気だそう。