経塚の隠れ家的お店でのんびり島野菜ランチ

母娘3世代、4人の女性シェフが営む家庭料理の店。旬の島野菜をふんだんに使用した、日替わりランチが評判だ。最年少スタッフのねぇねぇ、池原あゆみさんは「一見なじみがあるようで、家庭ではなかなか作れない、ひと手間かけた料理をお出ししています」と胸を張る。

それでは料理へ移る前に、4人の看板娘を紹介しよう。右の2人が、毎日の献立を考え料理を取り仕切る外間さん姉妹。以前は料亭と弁当屋でそれぞれ経験を積んでいたとあって、その腕前は折り紙付き。左から2人目のおばぁは、料理の要となる有機野菜を自前の畑でせっせと育て、店を支える貴重な存在。一番左の池原さんはデザート担当だ。

そしてこちらがお待ちかねの、「日替わりランチ」。メイン料理に小鉢が4、5品と、ごはん、みそ汁、ドリンク、デザートが付いてボリューム満点。料理の内容は、その日手に入った食材を見てから検討を始めるという。

りゅう菜は2014年9月に開かれた「第3回桑っちーコンテスト」にも参加してくれたお店だ。出品作の「桑入り水ようかん」は、「あれはコンテスト用のメニューだから（メニューにはない）」とのことだが、日替わりランチのデザートとして、桑の粉末を生地に混ぜたポーポーが出ることもあるという。さらなる定番化に期待しよう。

お店があるのは浦添市経塚（きょうづか）の住宅街の、マンションの一角。座敷席、テーブル席合わせて20席足らずのこぢんまりした店内は、上品で隠れ家的な雰囲気が漂う。取材当日、常連とおぼしき2人のマダムは、私たちがうらナビスタッフだと知ると、「これ以上人気が出たら、余計に入りづらくなっちゃうじゃない」とうれしそうに苦笑い。でも大丈夫、確実に席を押さえたいなら、前日までの予約を受付けてくれるそうですよん☆

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