高江洲そば 牧港店

公開日 2015/11/18

浦添の名物沖縄そば屋の県内2号店。両親それぞれの味を継承

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沖縄県民のみならず、観光やビジネスで沖縄を訪れるリピーターの間でも知名度の高い沖縄そばの名店、高江洲そばの県内2号店が2014年12月、浦添市牧港にあるマチナトボウル内にオープン。鉄板メニューのゆし豆腐そばをはじめ、全国のファンが愛してやまないあの味やこの味が、浦添市内2カ所で食べられるようになった。…って、皆さんご存じでしたか?「開店時からほとんど告知らしい告知をしてこなかったので。おかげさまで最近ようやく、認知され始めたところです」とは、店主の高江洲仁志さん・里佳さんご夫妻。

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仁志さんは、一家総ぐるみで沖縄そば店を営む高江洲ファミリーの三男。10年ほど前から本格的に家業に携わり、浦添市伊祖のお店(本店)を切り盛りする母と、今は亡き父の下で修業を積んできました。里佳さんは牧港店オープンが決まってから約1年間、本店でみっちりとホールの仕事を学んだといいます。

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「本店はやがて長男が跡を継ぐことになるだろうし、いつかは独立するつもりで準備を進めてきました。そして2013年に四男が、神奈川県大和市でお店を出したことを機に、"よし、オレも一年以内に店を出そう!"と決めたんです」。マチナトボウル内を選んだ理由は、「場所にこだわらず好条件の物件がないか探していたところ、たまたまここを見つけたので。駐車場が広くて、お客様が来店しやすい点が魅力でした」とのことです。

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それではメニューをご紹介しましょう。泣く子も黙る「ゆし豆腐そば」(大/600円)。豚骨ベースのコク深いスープとゆし豆腐のうま味が混ざり合い、おいしさが倍増。ふわふわしたゆし豆腐の食感と、平打ちちぢれ麺との相性も抜群です。「本店の常連さんからはよく、"やさしい味だね"って言われます。父の存命中、両親がつくるスープの味はそれぞれ微妙に異なり、父は母と比べてまろやかな風味が特色でした。私としては、2人の中間の味を狙っているつもりです」。

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こちらは「中味そば」(大/750円)。里佳さんの話では、「本店での注文の割合は、ゆし豆腐そばが圧倒的。メディアで頻繁に紹介していただいていることもあり、ゆし豆腐そば目当ての観光のお客様がたくさんいらっしゃいます。それに対して牧港店は、現在のところ地元の方の利用が多く、ゆし豆腐そば以外にも中味そばやソーキそばがよく出るんですよ」とのこと。高江洲そば通になるべく、このあたりのメニューにもぜひチャレンジしてみてはどうでしょう。

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そのほか、本店との大きな違いは、セルフサービスでヨモギと漬け物が用意されていること、サイドメニューは天ぷらの代わりに「いなり」(60円)、「じゅうしい」(150円)があること。いずれも「本店勤務時に寄せられたお客様の声をヒントに取り入れたもの」なのだそうです。

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店内は約30名収容。テーブル席、カウンター席のほか、小さな子どもがいる家族にうれしい座敷席も完備。ボウリング場内ということもあり、とりわけ週末は多くのファミリー客が訪れます。「本店は日曜日が定休日ですが、牧港店は週末も開いています(金曜日定休)。ご都合に合わせてご利用ください!」とご夫妻。曜日を気にせず、高江洲そばが食べられるとはうれしい限りですね。本店を利用したことがある人は、ぜひ牧港店にも足を運んで、両親それぞれの味を継ぐ仁志さんこだわりの沖縄そばを味わってみては。

DATA

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店名
高江洲そば 牧港店
(タカエスソバ マキミナトテン)
電話番号
098-875-9339
住所
沖縄県浦添市牧港4-16-5
マチナトボウル内1F
営業時間
10:30~18:00
定休日
金曜
駐車場
50台(マチナトボウルと共用)
平均予算
・ランチ:500円~
支払い
・クレジットカード:不可
・電子マネー:不可

 

地図

高江洲そば 牧港店

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